...決然とした態度で問題を解決した...
...彼女のまなざしには決然とした意志が見えた...
...明確な目的意識を持って、決然と自分の進むべき道を切り開いた...
...彼の決然とした言動には説得力があった...
...部下たちは上司の決然とした指示を受け、すぐに業務に取り掛かった...
...」と決然(けつぜん)とし...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...決然たる樣子で彼を見る)いゝえ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...決然とした様子で言い聞かせた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...房一の態度が決然としてゐたのと...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...男は決然と立つて袴(はかま)の紐(ひも)を結び直しつつも心引かるる風情(ふぜい)にて打仰ぐ女の顔をば上より斜(ななめ)に見下ろしたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...忠臣義士が決然家(いえ)を捨てて難に赴(おもむ)かんとする時...
永井荷風 「江戸芸術論」
...田山白雲は決然として...
中里介山 「大菩薩峠」
...決然身を挺して唱道する所が...
「長塚節氏の小説「土」」
...灯に反いた内匠の顔は、心持少し蒼くは見えますが、決然たる辞色は、それにも拘わらず、寸毫(すんごう)の揺るぎもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あつたらこの私が家へ置かなかつたらうよ」決然としたものが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蒼白い面上に決然たる凄気を漂わせ...
久生十蘭 「魔都」
...助けてくれ」ベリントン大佐が決然と...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...決然と過去を断ち切り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...所感結網学人専攻斯学願樹功微躯聊期報国忠人間万事不如意一身長在轗軻中泰西頼見義侠人憐我衷情傾意待故国難去幾踟決然欲遠航西海一夜風急雨※※義人溘焉逝不還忽長隔幽明路天外伝訃涙潸潸生前不逢音容絶胸中鬱勃向誰説天地茫茫知己無今対遺影感転切私がもし当時マキシモヴィッチ氏の下に行っていたならば...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...そんな金力や権力を決然と蹴(け)ったであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...と決然として云ったよ...
横光利一 「旅愁」
...決然とそこから起ち上がった...
吉川英治 「三国志」
...決然たる足どりでつかつかとはいって来ながら...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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