...決然とした態度で問題を解決した...
...彼女のまなざしには決然とした意志が見えた...
...明確な目的意識を持って、決然と自分の進むべき道を切り開いた...
...彼の決然とした言動には説得力があった...
...部下たちは上司の決然とした指示を受け、すぐに業務に取り掛かった...
...兎も角も明日決然(きつかり)した返事をすると言つて置いて...
石川啄木 「天鵞絨」
...決然と云い切った...
海野十三 「人造人間事件」
...決然として窓に近づくと...
海野十三 「月世界探険記」
...妻子と王位とをふりきって、敢然として、一介の沙門(しゃもん)となり、そして決然、苦行禁慾の生活に入られました...
高神覚昇 「般若心経講義」
...いまこそ決然立つべき時なり...
太宰治 「花吹雪」
...この決然たる表情は...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...決然とその大男をねらい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...決然としてジャン・ヴァルジャンに向かって進んでゆき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ついに決然と最後の決答を与えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...決然たる樣子を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...蒼白い面上に決然たる凄気を漂わせ...
久生十蘭 「魔都」
...決然と相手を見据えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...いつかは僕の妻になるのだから」優しく、しかし、決然と、アイダは肩に回された腕をほどいて立ち上がった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...決然と加入を拒んだ大家や中堅もあるにはあった...
正岡容 「寄席」
...そう思って彼はおそろしく決然と首を振った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...決然とやりますかな...
吉川英治 「源頼朝」
...決然たる足どりでつかつかとはいって来ながら...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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