...本艇はこれより火星へ直行することに決める...
海野十三 「火星探険」
...ちょっとした外観などから軽卒に決めることは出来ない...
津田左右吉 「芸術と国民性」
...之を決めることが吾々の目指す目的なのであるが...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そしてみずからの理論がどのような一定の諸理論と連帯であるかを決めるに役立つ第一の標準こそ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...夫々の文章を一定形式でなければならぬと決めるものは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一体日本の現在の国防費が大きいか大きくないかを決める何等かの理由になり得るだろうかと思うのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...意慾の傾向化を決める...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...王と落合うことに決める...
中島敦 「光と風と夢」
...いずれかを先に決める必要がある...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...それで硯の面の性質を決める...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...硝子板に載った沢山の結晶の中どれを撮るかを決める敏速な決断である...
中谷宇吉郎 「雪の話」
...いずれ作人の松本鯛六さんと相談の上で決めることにして...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...――いやまだ下手人と決めるには早いが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...早く婿を決めることですね」平次はそう言い捨てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...決めるのは私です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...自分はそれらの小説を讀んで上手(うま)いとも下手(まづ)いとも決める事が出來なかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...決めるとすぐその日から崖を切り崩し...
吉川英治 「源頼朝」
...自分の生涯を決めること...
吉川英治 「宮本武蔵」
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