...(七月二十三日)芭蕉又猿簔(さるみの)を読む...
芥川龍之介 「雑筆」
...現代の隠れ簔(みの)であろう...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...お伽噺(とぎばなし)に「隠れ簔(みの)」というのがある...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...その簔を着ると自分の姿が他人には見えなくなる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...何らかの「隠れ簔」を要求するものであった...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...この大政治家の意識下にも強い「隠れ簔」願望があり...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...「人間椅子」という隠れ簔に隠れて恋愛をするのも...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ことごとくこの「隠れ簔」願望がふくまれているのは興味深いことである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...そして次のような隠れ簔を案出する...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...先日田舎(いなか)で農夫の着ている簔(みの)を見て...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...しばらく簔虫の存在などは忘れていた...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...しかし簔虫(みのむし)の恐ろしい敵はまだほかにあった...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...もう簔虫のわき腹に一滴の毒液が注射されるのであろう...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...簔虫が繁殖しようとする所にはおのずからこの蜘蛛が繁殖して...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...私が簔虫を駆除しなければ...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...簔虫流に巣にひそむ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...提灯の火が簔に移つて火傷(やけど)をして...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蓑を「簔」とも書くが正しくない...
柳宗悦 「蓑のこと」
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