例文・使い方一覧でみる「汗臭い」の意味

...汗臭い寝床の上を... 汗臭い寝床の上をの読み方
芥川龍之介「女体」

...寝床の汗臭い匂（におい）も忘れたのか... 寝床の汗臭い匂も忘れたのかの読み方
芥川龍之介「女体」

...まだそこばく残つてゐた真夏の汗臭い余熱（ほとぼり）を一気に跳ね飛ばされて... まだそこばく残つてゐた真夏の汗臭い余熱を一気に跳ね飛ばされての読み方
薄田泣菫「独楽園」

...そして主人公は汗臭い蒲団の上へ腹這いになり... そして主人公は汗臭い蒲団の上へ腹這いになりの読み方
谷崎潤一郎「The Affair of Two Watches」

...膏（あぶら）ぎった汗臭い臥床（ふしど）に寝（まろ）びたり... 膏ぎった汗臭い臥床に寝びたりの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「かもめ」

...時々は家の主が汗臭い帽子を裏返しにかぶせて日に曝（さ）らす... 時々は家の主が汗臭い帽子を裏返しにかぶせて日に曝らすの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...襖を開けて「村野――少々汗臭いぞ」と... 襖を開けて「村野――少々汗臭いぞ」との読み方
直木三十五「南国太平記」

...何しろこの毛衣の上から湯を使った日には乾かすのが容易な事でないから汗臭いのを我慢してこの年になるまで洗湯の暖簾（のれん）を潜（くぐ）った事はない...
夏目漱石「吾輩は猫である」

...少し汗臭いが俺のよそ行きがあるから男姿になるがいい」宇太松の出してくれた盲目縞（めくらじま）の袷（あわせ）...
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...部屋の中がムツと汗臭いのも... 部屋の中がムツと汗臭いのもの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...汗臭い小判なんかに... 汗臭い小判なんかにの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...どうも堪らなくお前は汗臭いぞ... どうも堪らなくお前は汗臭いぞの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...バーは酒を声高に求める汗臭い人々でごった返し... バーは酒を声高に求める汗臭い人々でごった返しの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「死の川」

...三田は汗臭い紺サアジを氣にしながらも... 三田は汗臭い紺サアジを氣にしながらもの読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...汗臭い... 汗臭いの読み方
森鴎外「鶏」

...汗臭い着物に埃だらけの袴や脚絆（きゃはん）をつけて... 汗臭い着物に埃だらけの袴や脚絆をつけての読み方
山本周五郎「ひとごろし」

...汗臭いくらいなによ」おみやはそこで声をひそめ... 汗臭いくらいなによ」おみやはそこで声をひそめの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...汗臭い狩衣を衫衣（すずし）にかえさせるなど... 汗臭い狩衣を衫衣にかえさせるなどの読み方
吉川英治「私本太平記」

この漢字は何でしょう？？

👨話題の人々👩