...永享五年一月には...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...永享年間(西暦一四二九―一四四一)の乱に武功をあらわして...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...永享二年の奥書のある世阿弥の「習道書」を見てもわかるやうに...
野上豊一郎 「演出」
...最古参者は父公保の時代永享十一年十八歳で三条西家へ奉公し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...『塩尻(しおじり)』巻三十に「或る記に曰く永享七年十二月天野民部少輔(あまのみんぶのしょう)遠幹その領内秋葉山で兎を狩獲信州の林某に依りて徳川殿に献ず...
南方熊楠 「十二支考」
...相模湾から発する大地震過去において相模湾から発現し、関東全域に被害を生じたと推定される大地震は、(一)弘仁九年、(二)永仁元年、(三)永享五年、(四)元禄十六年及び、(五)大正十二年の五回である...
武者金吉 「地震なまず」
...永享五年(西暦一四三三)の地震は...
武者金吉 「地震なまず」
...永享七年銘の鉄鉢(てつばち)...
吉川英治 「随筆 新平家」
...――ところが足利氏の幕府だった永享(えいきょう)から文明年間なんて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「程なく今の世に万の道すたれ果て、名をえたる人ひとりも聞え侍らぬにて思ひ合はするに、応永の比、永享年中に、諸道の明匠出うせ侍るにや...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...永享は室町時代の絶頂であり...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...永享というごとき年号を...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...永享の時代を飾るに足る花なのであろう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...永享の土一揆は彼の三十歳近いころの出来事であり...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...永享の精神から見れば...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...二 土一揆土一揆と呼ばれている民衆運動が、大きい社会的現象としてはっきり現われて来たのは、正長永享の頃、即ち一四二八年頃からである...
和辻哲郎 「鎖国」
...正長永享の頃に民衆の間から突然起って来た...
和辻哲郎 「鎖国」
...遂に正長永享の土一揆として爆発したのであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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