...いきなり出鱈目(でたらめ)なステップを踏み始めた...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...でたらめもいいかげんにしろ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...この名刺はでたらめじゃありません...
江戸川乱歩 「影男」
...出鱈目(でたらめ)に行ってやられるやつもいるさ...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...妙義山中無數の奇巖、強ひて形似を求めて名をつけたるが、おほかたは、でたらめ也...
大町桂月 「妙義山の五日」
...こんな事を書いてゐながら、私は、私の記述の下手さ加減、でたらめに、われながら、うんざりする...
太宰治 「小照」
...出鱈目(でたらめ)な事を言ってやって...
太宰治 「東京八景」
...でたらめを許さない...
太宰治 「火の鳥」
...根も葉もない出鱈目(でたらめ)なのか...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...でたらめばかりやらかすんでね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...ときどき取ってもつかんでたらめを言いますのも...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...あんなことはでたらめですよ...
豊島与志雄 「変な男」
...フォア五の字は人の面(かお)6は鼻です7は鍵8は瓢箪(ひょうたん)ポックリコ茂太郎はこんな出鱈目(でたらめ)の下に...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの男がどれほど出鱈目(でたらめ)な人間かわかるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...出鱈目(でたらめ)な見當ぢやないよ」「そんなものでせうか」平次は一應の疑ひを挾んだだけでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...出鱈目(でたらめ)に作った楽譜の暗号などが...
野村胡堂 「探偵小説と音楽」
...このいろいろのでたらめの話のお蔭で...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...初晩のでたらめの話ほどではなかったけれど...
正岡容 「小説 圓朝」
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