...湖の表面に氷片が浮かんでいた...
...氷片が道路に落ちているので、滑りやすい...
...澱んでいたビールに氷片を入れて、冷やして飲む...
...氷片で手を冷やしてみる...
...力を入れすぎて、鏡を割って氷片になってしまった...
...そのうちにどこからともなく氷片がぶくぶくと浮いて来て...
海野十三 「大空魔艦」
...下方からクサビ型の氷片をはさんでおいても同じ結果になる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...氷片を弓で射て人を殺した伝説があり...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...氷片を弓で射るトリックを使用した例がある...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...自殺者はツララ型をした鋭い氷片を魔法壜(びん)に入れて...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...大きな氷片が溶けるのに時間を要するけれど...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...氷のクサビについては別項「兇器としての氷」の「密室と氷片」に詳説したから...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...大小幾(いく)万の氷片(こほりのわれ)水晶(すゐしよう)の盤石(ばんじやく)のごときが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その氷片は必ずガス気嚢にも大きな穴をあけるだらう...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...氷片は船体を包むズックにぶつかつて穴をあけていつた...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...吾々は氷片がノルゲ号に及ぼす影響を熱心に見守つた...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...ただ氷片のような卒都婆の残骸が...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし氷片が二つ触れ合った時にくっついてしまうという現象はかなり面倒な問題であって...
中谷宇吉郎 「粉雪」
...第31図(第9図版)に示すものは無定形の一種で氷片状をなしているものの例である...
中谷宇吉郎 「雪」
...水道の水を飲む時生ぬるくって気味が悪いからホンの少しの氷片を浮かせてその水を冷す事はありますが決して氷その物を食べるのでありません...
村井弦斎 「食道楽」
...路上の雪は稜角(りょうかく)ある氷片となりて...
森鴎外 「舞姫」
...〔無題〕かきまはすと触れあつてがりがりと音のする幾塊かの氷片...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...剣は氷片(ひょうへん)のごとく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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