例文・使い方一覧でみる「にっこり」の意味

...髪長彦はにっこりほほ笑んで... 髪長彦はにっこりほほ笑んでの読み方
芥川龍之介「犬と笛」

...立花も莞爾（にっこり）して... 立花も莞爾しての読み方
泉鏡花「伊勢之巻」

...」乳のふくらみを卓子（テエブル）に近く寄せて朗かに莞爾（にっこり）した... 」乳のふくらみを卓子に近く寄せて朗かに莞爾したの読み方
泉鏡花「薄紅梅」

...何も知った目に莞爾（にっこり）する... 何も知った目に莞爾するの読み方
泉鏡花「婦系図」

...照子はにっこりと笑って見せた... 照子はにっこりと笑って見せたの読み方
高見順「いやな感じ」

...ちょっちょっと舌を鳴らしてみせると、にっこり笑った... ちょっちょっと舌を鳴らしてみせると、にっこり笑ったの読み方
豊島与志雄「幻の彼方」

...にっこり笑って眼で殺す」「ぶるぶるっ... にっこり笑って眼で殺す」「ぶるぶるっの読み方
直木三十五「南国太平記」

...嫣然（にっこり）として... 嫣然としての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「お帰りなさい」お絹は絵本を畳の上へ伏せて、乳色をした頬に、火鉢のかげんでぼーっと紅味（あかみ）のさした面（おもて）を向けて、にっこりと笑う...
中里介山「大菩薩峠」

...嫣乎（にっこり）と笑い... 嫣乎と笑いの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...にっこり笑いました... にっこり笑いましたの読み方
フランセス・ホッヂソン・バァネット　Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳「小公女」

...また慇懃なだけでにっこりともしない顔をする... また慇懃なだけでにっこりともしない顔をするの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...お三どん新参で大狼狽（おおまごつき）といって微笑（にっこり）……偉い！五十五感服の余り... お三どん新参で大狼狽といって微笑……偉い！五十五感服の余りの読み方
二葉亭四迷「平凡」

...私は何の女王でもいいわ」叔母さんは彼ににっこり笑って見せた... 私は何の女王でもいいわ」叔母さんは彼ににっこり笑って見せたの読み方
堀辰雄「恢復期」

...そんなに凹（へこ）むことはないぞ」メインがグラスを見てにっこり... そんなに凹むことはないぞ」メインがグラスを見てにっこりの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「悪の帝王」

...良いこともある」マージョリーが優雅ににっこり... 良いこともある」マージョリーが優雅ににっこりの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「真劇シリーズ」

...にっこり笑うのでございます... にっこり笑うのでございますの読み方
リルケ　Rainer Maria Rilke 森鴎外訳「白」

...にっこりと頬をくぼませて黙礼して... にっこりと頬をくぼませて黙礼しての読み方
山川方夫「ジャンの新盆」

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