...喉が痛い時には水薬を飲むといいよ...
...水薬を常備しているといざという時に便利だよ...
...薬剤師に水薬をもらってきてもらえるか聞いてみよう...
...昔は水薬を手作りしていた人もいたそうだ...
...水薬は水に溶かして飲むのが一般的だよ...
...それから何か透明な水薬を一杯飲ませました...
芥川龍之介 「河童」
...浄水薬で消毒したのを飲ませるのである...
石川欣一 「比島投降記」
......
石川啄木 「一握の砂」
...涼気(つめたさ)が水薬(すゐやく)のやうに体中(からだぢゆう)に染みた...
石川啄木 「道」
...水薬を猪口(ちょこ)に移し...
泉鏡花 「活人形」
...机の上には半分ほど飲んだ水薬の瓶(びん)が夕日に明るく見えていた...
田山花袋 「田舎教師」
...カノコ草(そう)の水薬(訳注 カノコ草の根から製した鎮静剤)でもやるですな...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...湿布(しっぷ)だ水薬だと騒がなければなるまいと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...要するにそれは一種の甘い水薬であったのである...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...徳島に居た頃は不及飲(ふぎゅういん)と云う水薬を調合し...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何だか甘っぽい水薬が与えられた...
豊島与志雄 「月明」
...水薬で含嗽がなされ...
豊島与志雄 「好意」
...それまで東桂さんのまづい煉薬にこりごりしてた私も喜んで甘味をつけた水薬をのむやうになつた...
中勘助 「銀の匙」
...日頃の用心もそのかいなく鳥啼(な)き花落ちる頃に及んでかえって流行感冒にかかりつづいて雨の多かったためか新竹伸びて枇杷(びわ)熟する頃まで湯たんぽに腹あたためぬ日とてはなく食事の前後数うれば日に都合六回水薬粉薬取交(とりま)ぜて服用する煩(わずら)わしさ...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...水薬(すいやく)と頓服(とんぷく)を呉れた...
夏目漱石 「道草」
...例の水薬が胃に吸収され効き始めていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...浄水薬で消毒した水だから飲めといった...
久生十蘭 「だいこん」
...オゾノールとかいふ水薬...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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