...螺線(らせん)を描く白い水脚(みずあし)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...網の大きく水脚を引いたような...
泉鏡花 「薄紅梅」
...洪水の水脚が早くなった実例を挙げ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...此の水の水脚も非常に早くなつた...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...いよいよ水脚(みずあし)をはやめている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その水脚(みずあし)が迅(はや)いか...
吉川英治 「新書太閤記」
...堤を断(き)った水脚(みずあし)のように...
吉川英治 「茶漬三略」
...退(ひ)き汐時(しおどき)か水脚(みずあし)の迅(はや)いこと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...水脚(みずあし)を入れた艀舟は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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