例文・使い方一覧でみる「気骨の折れる」の意味
スポンサーリンク...第一わしの気骨の折れることせつたら... 
芥川龍之介 「一塊の土」
...双方で痩（や）せるくらいに気骨の折れるものだという事に帰着するようである...
太宰治 「薄明」
...気骨の折れる豪家の家事を遺憾（いかん）なしに切りもりしたので...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...お島は気骨の折れる子持の客の帰ったあとで...
徳田秋声 「あらくれ」
...それだけに今まで一定の軌道のうへで仕事をしてゐたものに取つては気骨の折れるところもあつた...
徳田秋声 「のらもの」
...彼女にとっては余りに気骨の折れることだった...
豊島与志雄 「子を奪う」
...その中に立ち交るのも私には却って気骨の折れることだろうと...
豊島与志雄 「田園の幻」
...気骨の折れることは大変なものです...
羽仁もと子 「女中訓」
...こんなにたくさんの不必要な気骨の折れる仕事をやってきたのだということを...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ともかくも原田の妻と名告（なのつ）て通るには気骨の折れる事もあらう...
樋口一葉 「十三夜」
...乙平は気骨の折れる士勤（さむらいづとめ）をして肩を凝らすより...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...気骨の折れること一通りではないと思い...
横光利一 「旅愁」
...気骨の折れるお方だよ...
横光利一 「旅愁」
...ずいぶん気骨の折れる相手だが...
吉川英治 「新書太閤記」
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