...気色が悪いけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうにも気色が悪い」とわかればなしが出ると...
林芙美子 「朝夕」
...「景気が悪くなつて別れたンぢや気色が悪いつてあんたが云ふけど...
林芙美子 「朝夕」
...私はまるで皮でもかぶっているように気色が悪い...
林芙美子 「生活」
...(お京の手紙から八つ当りかも知れん)と、気色が悪い...
火野葦平 「花と龍」
...風呂へ入って剃らないのは気色が悪いので剃る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...などと大へん御気色が悪いと言って...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...もう気色が悪いから...
吉川英治 「剣難女難」
...「ちイッ……気色が悪い」と舌打ちをしながら襟前をかき合せた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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