...たつた独り取残されるのは薄気味悪いといふことも手伝つてゐるのに違ひない...
芥川龍之介 「微笑」
...そのうす気味悪い小屋の中をのぞいてみました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...うす気味悪い戦慄がおもわず肌を走るのをおぼえる...
上村松園 「余齢初旅」
...君はあの死人の左の顔面に気味悪いソバカスのあったのを覚えているだろう...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...と自分ながら気味悪いほどに落ちついた...
太宰治 「火の鳥」
...病魔の気味悪い明暗の境におけると同じく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...クロア・ド・コルバの客たちにその午前の気味悪い出会いを話してきかしたのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その気味悪い鉄輪は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...気味悪いくらいに内気で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...気味悪い低い一つの声を聞いた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...眼は、恐怖に輝きながら、廻転している霧を、睨みつけていると、霧が気味悪い、青紫色にぎらぎらと光るようにも見えたし、光ったのは眼の迷いであるような――そして、自分の眼が、何うかしていると、じっと、眺めると、その霧の中に凄い眼が、それは、人間の眼であったが、悪魔の光を放っている眼であった...
直木三十五 「南国太平記」
...気味悪い声であった...
直木三十五 「南国太平記」
...気味悪い微笑で眺めて「小藤次と...
直木三十五 「南国太平記」
...ひどく薄気味悪い印象を与える...
中谷宇吉郎 「異魚」
...それからウイスキーのコップを蟻のように舐めては薄気味悪い秋波を送って何時までも立たない...
細井和喜蔵 「女給」
...私は寧ろ薄気味悪い心地で...
牧野信一 「夜見の巻」
...室生犀星の小説が近年になつてますます薄気味悪いやうな底力がみなぎりあふれ...
牧野信一 「浪曼的月評」
...「気味悪い家になっている...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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