...気むずかしいユダヤの老爺(ろうや)のように...
芥川龍之介 「大川の水」
...あの気むずかしい博士の方に親しみが持てる」「それはそうだ...
海野十三 「超人間X号」
...この瑞西人は大分気むずかしい人だと見えて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...随分気むずかしい人間にも会ったが...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...なんとなく気むずかしい...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...気むずかしい態度で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...気むずかしい小説家などとちがって...
豊島与志雄 「失われた半身」
...気むずかしい点もなく...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...当人がまたばかに気むずかしいものでございますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなり気むずかしい親爺らしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...気むずかしいといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...歴史の専門家や気むずかしい連中には我慢のならないものだったろうが...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...さしもの気むずかしいフィル・テンプルも喜んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...助六師匠は好きだれど、とても短気で、気むずかしい...
正岡容 「寄席」
...夫人が気むずかしいふうになっているのも気づかないように源氏は扱っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こういう気むずかしいデリケートな気分をペストのように避けなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは少々気むずかしいくらいに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつもの気むずかしい厳格(げんかく)なすがたにもどっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
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