...そのとき東助は急に気にかかることができた...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...何か女の気にかかるものがあるに相違ない』老婦人は答えた――『それでも私共は抽斗を空(から)にいたしましたので...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「葬られたる秘密」
...もう一つ気にかかるのは...
戸坂潤 「読書法」
...――最後にただ一つ私の気にかかる点がある...
戸坂潤 「読書法」
...実はたいへん気にかかる秘密事があると囁いた...
豊島与志雄 「朝やけ」
...自分のフォームが気にかかっているボートの選手を「岸が気にかかる」といってボートマンは嫌う...
中井正一 「実践について」
...それよりもあの子の方が気にかかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...三四郎は「偉大なる暗闇」が気にかかるので...
夏目漱石 「三四郎」
...美育の点において非常に欠乏しているという事が気にかかる...
夏目漱石 「倫敦消息」
...主人の評判が気にかかるのは...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...」「せがれの嫌疑はすっかりはれたでしょうな?」教授の気にかかるのはこの一点だけとなった...
平林初之輔 「予審調書」
...なぜ気にかかるのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...極度に肺病や肪膜や喘息や麻痺性の病気にかかるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(a)キケロが書簡*を与えたあのポンポニウス・アッティクスは病気にかかると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又あの銀杏の葉に書いてあったお話が何故こんなに気にかかるのか...
夢野久作 「白髪小僧」
...お気にかかるのでしょう...
吉川英治 「大岡越前」
...いいのか悪いのか気にかかるんですもの」「お前は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...気にかかるからだった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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