...気つけとしてウイスキーなりブランデーなりを山に持って行くことは...
石川欣一 「可愛い山」
...気つけ薬(ぐすり)をおかみさんの口におしあてた...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...その藪医者は気つけの薬と血の道の薬とをごつちやにして相手の口に含ませたらしかつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...気つけを飲ませるやらしてようやくにして蘇生させた...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...拙者の印籠に気つけがある...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...また気つけでも」「いや...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...巳之吉は船頭に気つけの水を飲まされて我れに返った...
田中貢太郎 「雪女」
...お気つけやして」といって中の茶の間の上(あが)り框(かまち)の前に立って私のそっちへ入るのを待っている...
近松秋江 「黒髪」
...彼独特の気つけ薬をとり出しました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...「おゆみさん! 電気つけておくれッ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「電気つけて……」伸一郎が...
林芙美子 「泣虫小僧」
...「おゆみさん! 電気つけておくれッ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...船長は気つけ薬を飲ませてくれました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...妹は母親を気絶から目ざめさせるための気つけ薬を何か取りに隣室へかけていった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...」「元気つけて遡らう...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...メイ子に水と気つけ薬を服せしめた...
牧野信一 「バラルダ物語」
...自分に“気つけ水”を呑ませてくれた最下級の捕吏が...
吉川英治 「平の将門」
...一粒の気つけ薬が喉(のど)を通ったことを自身も知らない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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