...重い靴をはいて四里の路を歩いた...
石川欣一 「可愛い山」
...お里の身になってみれば...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...里の樵夫も、此處までは入つて來たやうな路はなかつた...
田山花袋 「歸國」
...この振り出し薬の香をかぐと昔の郷里の家の長火鉢(ながひばち)の引き出しが忽然(こつぜん)として記憶の水準面に出現する...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...彼は郷里の南部(なんぶ)で死んだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一時(いちじ)巴里の好事家中に物議(ぶつぎ)を生じたる事ありしといふ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...岩島から川原湯までおよそ二里の間は...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...三里の道を急ぎます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...徳利は伊万里の無地で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...勿論巴里のプルニエー...
濱田耕作 「異國さかな雜談」
...私の好きな万里の歌である...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...文明十九年の十一月に義尚はわざわざ江洲鉤りの里の陣からして吉見六郎を使として京都なる実隆のもとへやり...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...昼の程思ひ沈むも許すべし夜は人並に気の狂へかしその頃の巴里の夜は世界の歓楽境を現出し...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...百里の道を遠しとせず...
正岡容 「初看板」
...しかし少なくとも日本の海岸線の数千里の延長の中で...
柳田国男 「海上の道」
...また諸国には鼠の隠れ里の故跡(こせき)は爰(ここ)だと称して...
柳田国男 「海上の道」
...駅の食堂で昼食をして、二里の北、松花江の東岸にある竜潭山の名勝から松花江と吉林城との大景を展望させようと云はれる人人の御厚意に従ひ、二時発の吉敦鉄道の汽車に乗り、竜潭駅に下りたが、駅から山の麓まで線路の上を二十町程徒歩するのに、私の踵の高く細い靴が適しないで、其れに暇どり、山の中腹にも達しない前に、次の三時三十分とかの汽車の時間の都合で登山を断念して帰らねばならなかつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...郷里の遺族たちへ――と考へてゐたのである...
吉川英治 「折々の記」
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