...一番きれいな青貝をもつた貝殻で...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...躯殻(くかく)生くるも精魂は死するが如きは...
太宰治 「惜別」
...貝殻の中にはそれを遥かに超越する何かが...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...朝日を引切りなしに吹かして真鍮(しんちゅう)のしかみ火鉢の片隅へ吸殻の山をこしらえる...
寺田寅彦 「まじょりか皿」
...そして蠣殻町(かきがらちょう)の方へ入り込んでいる...
徳田秋声 「足迹」
...ぬけ殻(がら)から測(はか)って六尺以上の青大将が居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ちよいとみればただの貝殻みたいにみえるがすこしたつと手をだしてひよこひよこ歩きまはる...
中勘助 「銀の匙」
...父は吸殻(すいがら)を手で叩(はた)きながら「二郎がきっと何とか聞くだろうと思った...
夏目漱石 「行人」
...鼠いろの薄い卵の殻にはKといふ字が...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...長唄の師匠)の蠣殻町(かきがらちょう)の家から出ると豊沢団(とよざわだん)なんとかいう竈河岸(へっついがし)の義太夫の師匠の表格子にたって...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...夫(そ)れから懐中の紙を出してその紙の中に吸殻を吹出(ふきだ)して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...だが甲羅(こうら)みたいな貝殻に手を入れるのはむちゃだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...タチガイは二種ともタイラギと別物で殻の色黒からず淡黝黄だが...
南方熊楠 「十二支考」
...貝殻(かいがら)を焼いて石灰を作る工場と...
山本周五郎 「青べか物語」
...約二十年近く前から東京に蠣殻(かきがら)町式という言葉が出来た...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...貝殻(かいがら)ばかりの岩の上を...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...被(かぶ)る殻(から)を強くさえしている...
吉川英治 「大岡越前」
...革新脱殻(だっかく)の意気に燃えている東方との相違だ...
吉川英治 「黒田如水」
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