...豆のような小禽とはいうものの枳殻(からたち)の実ほどはある...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...――こんな煙草の吹殻でもいいんだ...
宇野浩二 「質屋の小僧」
...それに地殻の変動によって...
海野十三 「第五氷河期」
...本郷の枳殻寺(からだちでら)の傍に新三郎と云う男が住んでいたが...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...卵が殻の中にあるように...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そんな蒼ざめた殻をくっつけている目で...
中島敦 「環礁」
...……」見慣れぬ殻をかぶったちっぽけな宿借(やどかり)が三つ四つ私の足許近くまでやって来たが...
中島敦 「環礁」
...ククックククと鳴つた咽喉の音などが耳殻の底に聴え出してならなかつた...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...貝殻の空鳴りと同様の...
牧野信一 「心象風景」
...セッセと浅蜊の殻を剥いていた...
正岡容 「寄席」
...蠣殻町の中邸から来たのは...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...木綿をただ紅殻(べにがら)で染めたような獄衣を着て...
柳田国男 「故郷七十年」
...貝殻が缶詰(かんづめ)工場から運ばれて来ると...
山本周五郎 「青べか物語」
...蠣殻(かきがら)町式東京の職業婦人の服装を...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
......
夢野久作 「猟奇歌」
...石炭殻(がら)に沁(し)んでゆく...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...腕くびに魚眼や貝殻の腕環(うでわ)をなし...
吉川英治 「三国志」
...それにかなりの便乗者と雑貨雑殻がミッシリ入っているので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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