...老婆は歯朶(はぐき)を露(む)き出して...
泉鏡花 「活人形」
...」私はもとのように歯朶の葉をそっと菌に被せかけた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...門松や輪飾はめんどうくさいので、裏の山からネコシダを五六本折つてきて壺にした、これで十分だ、歯朶を活けて、二年生きのびた新年を迎へたのは妙だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...歯朶活けて五十二の春を迎へたお屠蘇は緑平老から...
種田山頭火 「雑記」
...溝の縁の歯朶や雑草の葉に...
豊島与志雄 「丘の上」
...蝦蟇は歯朶の茂みの奥に腹をふくらまして跪坐しており...
豊島与志雄 「夢の図」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...足もとには末枯れた春日歯朶や厚い青苔がふかふかとあつたかい...
橋本多佳子 「椎の実」
...この歯朶も恐らく劫火のなかに生命を保つて来たものだらう...
原民喜 「火の踵」
...私達は若葉の歯朶(しだ)で縁どられたヴェランダに腰を下ろして...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...へら歯朶やまんねん草の類ひの隠花植物が絨氈のやうに蔓つてゐた...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...歯朶の群れのなかに咲いてゐた山水仙を祈つて...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...)歯朶の葉の上から真つさかさまに地上に転落した...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...地に落ちるといつしよに脚場もなくころころと急斜面である歯朶類の「大森林」の中を転げて...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...歯朶はどうかすると野卑でつかはぬものであるが...
室生犀星 「故郷を辞す」
...歯朶(しだ)の茂みの中に鏡のように光っている水面は...
森鴎外 「阿部一族」
...いまは寒さがきびしく、涌き水は氷って、つららが垂れているし、歯朶類は枯れて、みじめにちぢれた葉が、川から吹きあげる風に、音もなくふるえていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...鹿の斑点に揺れる歯朶の歯のさわさわと風のように移動していく山面を見ていたり...
横光利一 「馬車」
便利!手書き漢字入力検索
- タレントのトリンドル玲奈さん: 自身のインスタグラムで妊娠を発表 🤰
- 女優の百田夏菜子さん: 20代は悩む暇なく、30代で振り返る余裕を得た。 ✨
- 野球選手の有原航平さん: ソフトバンクから日本ハムに復帰し、背番号74を選択。 ⚾
