...大分歯抜けになった本棚を大体整理いたしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...みんな歯抜けでぱくぱくしていたかというとそうでない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...信州の南部でも歯抜けばばアといい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...九州も大分県の南海部(みなみあまべ)郡ではハカゲバナ・ハモギ・ハンモゲ・歯抜けいばら等の異名がある...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...蔵元屋の……お墓の前で……」すこし落着きかけた婆さんの歯抜け(あご)が又もガタガタ言い出した...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...あの猫背の歯抜け爺(じじ)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...まるで歯抜け爺(じい)さんみたいに...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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