...一定の給費を受けて通学するようになつたので... 
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...一軒当りの配給費はまさに五十銭である...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...配給費のこと欧州では牛乳が安い...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...従って配給費が非常に安くつくからだ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それは村の給費生であったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「考城隍」
...農民や労働者からは例外としてか又は特殊の条件に偶伴された以外には（例えば有力者の知遇や公私の給費）...
戸坂潤 「技術の哲学」
...残りの利子を有望な学者と貧困な学生とに給費することにしたそうである...
戸坂潤 「社会時評」
...給費生として彼女を寄宿舎に入れてくれた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その頃われわれの藩から貰う給費は金十両であったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この給費生もやはり寄宿せしめらるる事になった最初の給費生中で後年成立た重（お）もな人では...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...私も給費生の始まった頃からその生話掛の一人で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この寄宿舎と給費生との事件に関する世話係というを久松家から嘱托せられて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...弟は給費生として大学を出たのだ...
直木三十五 「貧乏一期、二期、三期」
...官命で遣（や）って来たその人の財力と健三の給費との間には...
夏目漱石 「道草」
...アダムス育英資金給費生……父はサイパン支庁の気象技師で...
久生十蘭 「母子像」
...聞けば給費だという...
二葉亭四迷 「浮雲」
...家が貧しくて給費生となるには当時（明治以前）工学でなければ駄目だった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...保はこの給費を仰がんと欲したのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
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