...決して一介の武弁(ぶべん)じゃない...
芥川龍之介 「将軍」
...軍政策論者としての武弁型評論家や...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...侯は所謂る一介の武弁を以て之に当らむとし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我れは一介の武弁なりといへり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...顧ふに閣下が一介の武弁を以てして今日の難局に当る初より経綸の一も観る可きものなきは又当然なりとせむ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も桂子は到底内閣を組織するの威望勢力なき一介の武弁なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...山県公爵が常に一介の武弁と称し曾て政治家を以て自ら任ぜむとするの口吻を漏らしたることなきは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...武弁(ぶべん)一徹(てつ)...
吉川英治 「三国志」
...周囲には荊州の武弁(ぶべん)...
吉川英治 「三国志」
...吉夢やら凶夢やら」みな武弁(ぶべん)ばかりなので...
吉川英治 「三国志」
...むしろ武弁で正直な関羽の人柄に敬慕をおぼえながら話した...
吉川英治 「三国志」
...さすがに武弁(ぶべん)一遍の頭領ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...われら武弁には向かぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...武弁(ぶべん)のほこりだけあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...単純なる一介(かい)の武弁(ぶべん)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...三成も武弁(ぶべん)一片でない政治的な頭脳の持主であり...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いったい義朝という人は一箇の武弁に過ぎないのさ...
吉川英治 「源頼朝」
...一個の武弁に過ぎない男で...
吉川英治 「源頼朝」
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