例文・使い方一覧でみる「武」の意味

...劍は武士が浮世の役目... 劍は武士が浮世の役目の読み方
大町桂月「國府臺」

...武はそんなことには頓着（とんちゃく）なく... 武はそんなことには頓着なくの読み方
蒲松齢田中貢太郎訳「田七郎」

...この明智は芸術家芥川氏の武器であり... この明智は芸術家芥川氏の武器でありの読み方
南部修太郎「現代作家に対する批判と要求」

...三人の武家にばかり眼を付けて... 三人の武家にばかり眼を付けての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...このドイツ人はそれ以上の恐ろしい武器を知ってるし... このドイツ人はそれ以上の恐ろしい武器を知ってるしの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「諜報部秘話」

...武器を取ったイクサにまで持って行かぬようにするためには... 武器を取ったイクサにまで持って行かぬようにするためにはの読み方
三好十郎「その人を知らず」

...武蔵一国の平地にも数百の源太... 武蔵一国の平地にも数百の源太の読み方
柳田國男「名字の話」

...神武の御聖業に先驅した神々は... 神武の御聖業に先驅した神々はの読み方
吉川英治「折々の記」

...武権鎌倉の府の強兵幾万... 武権鎌倉の府の強兵幾万の読み方
吉川英治「私本太平記」

...――とみた野武士の猛勇（もうゆう）は... ――とみた野武士の猛勇はの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...土民や野武士の入りまじったのが... 土民や野武士の入りまじったのがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...小姓たちは、もちろん、武器を抱いて、交互に、寝ずの番に就いていた...
吉川英治「新書太閤記」

...伝右ひとりの腹切ってすむことならよいが、お家にもかかわる」「あの衆の心事に、武士が、涙をそそがいでは、いよいよ武士道は地に廃（すた）る...
吉川英治「べんがら炬燵」

...「…………」武蔵は... 「…………」武蔵はの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...背に負っている武者修行包みの中の一品だった... 背に負っている武者修行包みの中の一品だったの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...約十間ほど隔てて、武蔵は、道を塞（ふさ）いで突っ立っていた... 約十間ほど隔てて、武蔵は、道を塞いで突っ立っていたの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...もういちと大乱あらば――と雲をのぞんでいる長刀の武夫（ますらお）は... もういちと大乱あらば――と雲をのぞんでいる長刀の武夫はの読み方
吉川英治「柳生月影抄」

...久米邦武氏はこの点についてやや詳密に考えている... 久米邦武氏はこの点についてやや詳密に考えているの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

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