...西園寺家でこの荘園を沽却(こきゃく)しようとするから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...やむを得ず内幾冊かを沽却(こきゃく)しようとした...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...信実の真跡と称する沽却物の人丸影像を示されて...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...「余今年四十五、貧窶尤甚、多年研究経籍、一旦沽却、以為養家之資、因賦一絶...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家に貯えた古金銀は概(おおむ)ね沽却(こきゃく)せられたそうである...
森鴎外 「細木香以」
...一部の田畠を沽却(こきゃく)する場合にも...
柳田國男 「垣内の話」
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