...小さい利己的立場を止揚して...
高神覚昇 「般若心経講義」
...イデオロギー一般を止揚し得るものは...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...今日にまで止揚されて来たモメントが...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...予め止揚の現実情に立つから初めて論理的矛盾を発見する動機を得るのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...虚偽として否定・止揚されることが...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...多衆概念自身の止揚に外ならないのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...その克服・止揚である――を理解せしめるものが今の芸術概念なのである...
戸坂潤 「科学方法論」
...その有と無の絶対的矛盾を現実的に統一し止揚したものだからである...
戸坂潤 「科学論」
...併し実際上の問題を離れて認識論的見方に立つ限り両者の対立を止揚する事が吾々の願いでなければならぬ...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...その内部の諸モメントが具体化され止揚されて...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...却って夫は形式的論理をその一つのモメントとして止揚している...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...挙国一致であり国内相尅の止揚であり精神総動員である時...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...避けがたい惡の宿命として觀念しながら大乘的の止揚によつて...
萩原朔太郎 「足利尊氏」
...辨證法的コントラストの止揚によつて對立してゐるのが...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...從つて無を止揚されたる契機として内に含むことを意味するに外ならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...それはいっさいの定義を止揚しているのである...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...彼自身の生活条件を止揚し得ない*...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...彼自身の生活條件を止揚し得ない*...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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