...國を除くに止まれり...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...止むに止まれないで書いたものに違いない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...チュウデーデース槍を手にはしりて敵に叫び曰ふ、『止まれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「おい! 止まれ!」男はそう叫んで...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...夫は日本のこの自主性を欠いた今日の民衆に、瞬間よ止まれ、お前はあまりに美しい、と呼びかけることである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...止むに止まれぬ心情の発露を吹き込むのだ...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...理性は彼に言ったであろう、止まれ! と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...弁当を認めると『止まれ』といわれて中を検査された...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...如何せん止むに止まれぬ...
新渡戸稲造 「自由の真髄」
...ついに止むに止まれぬ次第となったので...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...行幸あらんとすれば「止まれ」と言い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...ただその徒とこれを楽むに止まれり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...わたしたちはどこでも立ち止まれば...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...わたしは初(はじ)めてかれらに(止まれ)という合図をした...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...思い止まれねえでがす...
吉川英治 「脚」
...彼が『帰れ』といえば帰り『止まれ』といえば車の蓋(おい)や廂(ひさし)に止まった...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...「止まれ」里見義胤(よしたね)の一号令に...
吉川英治 「私本太平記」
...「止まれーッ」号令のような掛け声につづいて...
吉川英治 「松のや露八」
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