...何がなんだかわけのわからぬ同士討ちがつづきました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...縫工その樹に昇り上から石を落すと鬼ども起きて互いに相棒の奴の悪戯(いたずら)と早合点し相罵り同士討ちして死におわる...
南方熊楠 「十二支考」
...仏経には竜は瞋恚(しんい)熾盛(しじょう)の者といえるごとくいずれの国でも竜猛烈にして常に同士討ちまた他の剛勢なものと闘うとしたので...
南方熊楠 「十二支考」
...そのうちにどうしたのか、寄手の陣形は乱脈に陥り、流言、同士討ち、退却、督戦、また混乱、まったく収まりがつかなくなってしまった...
吉川英治 「三国志」
...かつての戦史にも見られない程な――酸鼻(さんび)な同士討ちを徹底的に演じてしまった...
吉川英治 「三国志」
...同士討ちだっ」呂布はどなった...
吉川英治 「三国志」
...同士討ちを起すやら...
吉川英治 「三国志」
...同士討ちばかり演じた...
吉川英治 「三国志」
...わるくすれば同士討ちも起りかねない険悪さだった...
吉川英治 「私本太平記」
...すでに同士討ちの合戦が起るところだったと「花園院御記」のうちにはある...
吉川英治 「私本太平記」
...それでは同士討ちの喧嘩になろう...
吉川英治 「私本太平記」
...裏切りに出るなどの同士討ちもおこなわれたのではあるまいか...
吉川英治 「私本太平記」
...「陣中の同士討ちと...
吉川英治 「新書太閤記」
...同士討ちなども起って...
吉川英治 「新書太閤記」
...同士討ちになると...
吉川英治 「新書太閤記」
...寨(とりで)の内輪に同士討ちを起させ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...同士討ちはおよしなさい」と階段の中途から...
吉川英治 「新・水滸伝」
...喧嘩すれば、また同士討ちだ...
吉川英治 「平の将門」
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