...深い歎息をつく:to let out a deep sigh...
...歎息をこぼす:to heave a sigh (of relief)...
...歎息をつかされる:to be sighed at/to be looked down upon...
...歎息をもらす:to make someone sigh...
...歎息が出る:to feel a deep sigh come out...
...突然悲しげに歎息す...
芥川龍之介 「長崎小品」
...親なんて実に馬鹿なもんでございますね」お父さんはちょっと歎息するように私の顔を見て言葉を断(き)った...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...あさはかの無礼な歎息に違ひございませぬ...
太宰治 「右大臣実朝」
...しまいに彼は箸を放り出して歎息する...
豊島与志雄 「交遊断片」
...某氏は遂に筆を投じて、歎息して云う...
豊島与志雄 「ふざけた読書」
...安然法師は歎息し...
中里介山 「大菩薩峠」
...世の中つて厭やな物だねと歎息するに...
樋口一葉 「わかれ道」
...……一ツ橋御門うちから飛びだした氷盗びととそっくりそのまま……」顎十郎も、思わず歎息して、「……うむ、着つけがおんなじで、お雪をつかってしまったんじゃ、あの藤波でなくとも、手前の知らぬことではすまさせない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...」尼はことさらに歎息するように言った...
堀辰雄 「曠野」
...寧(いツそ)もう家を飛出して了はうかも思ふこともあるけれども……」と謂ツて歎息してゐた...
三島霜川 「昔の女」
...私……」と歎息した...
宮本百合子 「或る日」
...滑稽に凋れて歎息した...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...だんだんあらが出てこないわけはありません」中将がこう言って歎息(たんそく)した時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すべて不可能なことになったと院は御歎息(たんそく)をあそばした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それはそれだけの方としておくのだよ」と衛門督(えもんのかみ)が歎息(たんそく)をしてみせると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...歎息してたゝずみしが...
柳田国男 「山の人生」
...この世にかかる美しい高原があったのかと歎息するほどだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...久慈は歎息をもらすと...
横光利一 「旅愁」
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