...深い歎息をつく:to let out a deep sigh...
...歎息をこぼす:to heave a sigh (of relief)...
...歎息をつかされる:to be sighed at/to be looked down upon...
...歎息をもらす:to make someone sigh...
...歎息が出る:to feel a deep sigh come out...
...何小二はもう一度歎息して...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...僕のいつも森先生に近づき難い心もちを持つてゐるのは或はかう云ふパフヌシユに近い歎息を感じてゐる為であらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...歎息をもらしている...
太宰治 「春の盗賊」
...とて下を向いて歎息(たんそく)の声を洩(も)らすに...
樋口一葉 「うつせみ」
...道長のしたり顔を眺めながら歎息をもらした...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...或は浩然として歎息され...
平林初之輔 「中西氏に答う」
...自ら歎息するのであった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...歎息(たんそく)をしながら源氏は帰って行こうとした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どちらつかずの不幸な私になるだろうよ」などと歎息(たんそく)を洩(も)らしながら大将は出て行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そんなことが理解していただけないとは苦しいものだ」と大将は歎息して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...歎息(たんそく)しながら帰ろうとしている少将に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薫は歎息を洩(も)らしながら帰って行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そう言われるとどうしてよいかわからない」と歎息をしたままでその話はしなくなった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三人は呻いたり歎息したりして...
山本周五郎 「おれの女房」
...幾度となく歎息を繰り返しましたが...
夢野久作 「霊感!」
...夫婦揃って初めての夕食さえ出来ない歎息が出る...
横光利一 「夜の靴」
...……ああ」歎息ばかり洩らしていた...
吉川英治 「三国志」
...困ったものよ」勝入は、さらに、歎息した...
吉川英治 「新書太閤記」
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