...或雜誌が特にこの歌を引いて土岐君の歌風を罵つてゐるといふ事を聞いた...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...粉飾の少しもないやうな歌風を見て...
伊藤左千夫 「『悲しき玩具』を読む」
...テオドル・ストルム水無月子守歌風に浮びて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...水無月(みなづき)テオドル・ストルム子守歌風に浮びて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
......
立原道造 「優しき歌 ※[#ローマ数字1、1-13-21]・※[#ローマ数字2、1-13-22]」
...八の連続などは乱暴に読めば短歌風に読まれなくはない...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...歌風に適不適があるのはやむを得ない...
信時潔 「歌詞とその曲」
...つまり古今や新古今やの歌風が生命している音楽第一主義について...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...深刻にかつ沈痛なる歌風の個性にいたりては...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...大體に子供の日常的唱歌風の作品)四...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...「各処歓歌風裏伝...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...花月笑歌風雨愁...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...翁の歌風を知るには誠に便宜と思うからその和歌を左に掲げておく...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...斎藤茂吉君はその頃の私の歌風を「純情(変愛の情緒)をば...
吉井勇 「老境なるかな」
...童歌風のやさしい作曲をつけて...
吉川英治 「三国志」
...すなわち七言八絶を賦(うた)って――銅雀台ハ高ウシテ上天(ジョウテン)ニ接ス眸(メ)ヲ凝(コラ)セバ遍(アマネク)ス旧山川(キュウサンセン)欄干(ランカン)ハ屈曲シテ明月ヲ留メ窓戸(ソウコ)ハ玲瓏(レイロウ)トシテ紫烟(シエン)ヲ圧ス漢祖ノ歌風ハ空シク筑(チク)ヲ撃チ定王ノ戯馬(ギバ)謾(ミダリ)ニ鞭ヲ加ウ主人ノ盛徳ヤ尭舜(ギョウシュン)ニ斉(ヒト)シ願ワクハ昇平万々年ヲ楽シマンと...
吉川英治 「三国志」
...詩歌風月を友として...
吉川英治 「新書太閤記」
...一月)『万葉集』の歌と『古今集』の歌との相違について『万葉集』と『古今集』との歌風の相違についてはすでに十分に説かれていることと思う...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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