...もと久しく王化の外に置かれた僻陬であつたことを...
太宰治 「津軽」
...もちろんこんな辺陬(へんすう)の一小港などが諸君の関心を惹(ひ)いていようとも思われぬ...
橘外男 「生不動」
...アンデスに源を発するコロラド河がバヒア・ブランカ湾に注ぐ辺陬(へんすう)ボカス・デルトーロの村の海岸に...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この北陬(ほくすう)の小国にもそれぞれの問題と事件と悩みがあるのだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...民間にも僻陬の地にも...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...そして浮浪の士と辺陬の書生に名と富と権力とを与へた...
永井壮吉 「冬日の窓」
...北備辺陬の山地の郡宰として送つてゐる...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...そして今年の七月十四日に「全計画の成否を決定すべき一弾」がニューメキシコ州僻陬(へきすう)の荒蕪地(こうぶち)に建てられた鉄塔の上に吊(つる)されるまでは...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...及び僻陬にある寒寺につきては...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...優等なる文化の種を邊陬に撒いた人々と此二樣にある...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...何処か辺陬の地へ左遷されて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そこは辺陬(へんすう)に属する場所であり...
細井吉造 「二つの松川」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...僻陬ノ村落ト雖モ聖教ニ沐シ...
南方熊楠 「作文三篇」
...今この陬邑(すうゆう)に在って予を見るものは...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...僻陬(へきすう)のこの国にもかつてあった窯の名を二...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...凡てを自給せねばならぬ山間僻陬(へきすう)の地理が...
柳宗悦 「日田の皿山」
...まして僻陬(へきすう)の地にあるそれらのものを見出すことはほとんど望み難いからです...
柳宗悦 「民藝四十年」
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