例文・使い方一覧でみる「陬」の意味


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...僻(へきすう)の村夫子(そんふうし)猶且(なほか)つ彼が名を記して幸福なる詩人と云ふ...   僻陬の村夫子猶且つ彼が名を記して幸福なる詩人と云ふの読み方
石川啄木 「閑天地」

...古代の神々の豪放な笑ひと闊達な舞踏をこの本州の僻に於いて直接に見聞する思ひであつた...   古代の神々の豪放な笑ひと闊達な舞踏をこの本州の僻陬に於いて直接に見聞する思ひであつたの読み方
太宰治 「津軽」

...こんな辺な駅への区間列車なぞはこれでおしまいだったのであろう...   こんな辺陬な駅への区間列車なぞはこれでおしまいだったのであろうの読み方
橘外男 「生不動」

...この辺(へんすう)ボカス・デルトーロの村へ招ばれてやって来たというのは...   この辺陬ボカス・デルトーロの村へ招ばれてやって来たというのはの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...ボカス・デルトーロの辺(へんすう)から世界的な重大発表をするらしいという噂が...   ボカス・デルトーロの辺陬から世界的な重大発表をするらしいという噂がの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...辺(へんすう)熱帯瘴癘(しょうれい)の蛮地であって...   辺陬熱帯瘴癘の蛮地であっての読み方
橘外男 「令嬢エミーラの日記」

...民間にも僻の地にも...   民間にも僻陬の地にもの読み方
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」

...第二 家庭の児長門(ながと)は山陽の西(せいすう)に僻在(へきざい)す...   第二 家庭の児長門は山陽の西陬に僻在すの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...日向薩摩の如き僻とも異り...   日向薩摩の如き僻陬とも異りの読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...李と粟飯にも当時の東国の辺(へんしう)らしさがあつて宜しい...   李と粟飯にも当時の東国の辺陬らしさがあつて宜しいの読み方
中勘助 「府中のけやき」

...わが伊那の地が山間の僻(へきすう)にありながら...   わが伊那の地が山間の僻陬にありながらの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...及び僻にある寒寺につきては...   及び僻陬にある寒寺につきてはの読み方
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」

...山間僻のところどころに散在したが...   山間僻陬のところどころに散在したがの読み方
久生十蘭 「うすゆき抄」

...そこは辺(へんすう)に属する場所であり...   そこは辺陬に属する場所でありの読み方
細井吉造 「二つの松川」

...杖を引っ張って山坂を越してくるのでげすから」根津から小石川小日向へまでを「山坂」云々はいかにもそのころの辺(へんすう)の感じがあらわれていて...   杖を引っ張って山坂を越してくるのでげすから」根津から小石川小日向へまでを「山坂」云々はいかにもそのころの辺陬の感じがあらわれていての読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...僻(へきすう)の故郷でも...   僻陬の故郷でもの読み方
正宗白鳥 「月を見ながら」

...凡てを自給せねばならぬ山間僻(へきすう)の地理が...   凡てを自給せねばならぬ山間僻陬の地理がの読み方
柳宗悦 「日田の皿山」

...そこへ行くと北方は中央の都からは遠い僻(へきすう)の地であるため...   そこへ行くと北方は中央の都からは遠い僻陬の地であるための読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

「陬」の読みかた

「陬」の書き方・書き順

いろんなフォントで「陬」

「なんとか陬」の一覧  


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改造人間   ハイヒール   月夜  

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