...それが次の人の手に渡った時...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...次の人が代って先達になることになっているが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...コレラ毒が1人から次の人にはいる間に何かの変化または発展が起きることは...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...此より次の人間説話に至るは...
高木敏雄 「比較神話学」
...数回に及ぶ測量の参加者は北海道曹達会社の有志で次の人々であった...
知里真志保 「あの世の入口」
...次の人は「しりつぎ」と答えて次へ廻す...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...次の人だかりも、うっかり誘われて覗き込むとやっぱり同じもの――ずいぶん思い切って豊富にビラをまきやがったな、ビラでおどかそうというのだろう、ビラなんぞにこっちゃ驚かねえが、日本武芸総本家の文字が目ざわりだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな事も見聞きしなきゃならない」惆然(ちゅうぜん)として牛の歩みを運ぶ平次の人間らしさを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...永田杢次の人柄に惹かれたためである...
火野葦平 「花と龍」
...又或る機会には次の人類が出来て...
森鴎外 「妄想」
...最初の人足たちは駈けながらその輿を次の人足たちにわたすのにも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...百人目の註解者がその次の人に渡したその原典を見たまえ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...三日とおかず次の人がはいって...
山本周五郎 「柳橋物語」
...やがてその次の人間の先祖である魚の形になる...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...次の人も、また次の人も、みんな丘の上で同じ様に倒れる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...きっと次の人物はいるものです...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつか彼もそこを出て次の人生の事をしきりと考えるふうにはなっている...
吉川英治 「源頼朝」
...亡母(はは)の次の人みたいに甘えて来た世間知らずが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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