...次の人が代って先達になることになっているが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...唄をうたいつつ順々に次の人の手へ渡して行き...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...数回に及ぶ測量の参加者は北海道曹達会社の有志で次の人々であった...
知里真志保 「あの世の入口」
...彼は次の人々の詩を読んだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...次の人が抜いていく時...
中井正一 「美学入門」
...私は取次の人に案内されたまま暫(しばら)くの間唯一人この観潮楼の上に取残された...
永井荷風 「日和下駄」
...次の人だかりも、うっかり誘われて覗き込むとやっぱり同じもの――ずいぶん思い切って豊富にビラをまきやがったな、ビラでおどかそうというのだろう、ビラなんぞにこっちゃ驚かねえが、日本武芸総本家の文字が目ざわりだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...やがて平次の人柄や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遂(つい)には長い間に築き上げた平次の人気と名声も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その人が写丁(うつしおわ)ると又その次の人が写すと云(い)うように順番にして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...もう次の人からかかって来た...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...最初の人足たちは駈けながらその輿を次の人足たちにわたすのにも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...殊に日に焼けてこそおれ若い銀次の人相から骨組が...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...やがてその次の人間の先祖である魚の形になる...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...きっと次の人物はいるものです...
吉川英治 「新書太閤記」
...次の人々の名を列記している...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀次の人となりを眺めるごとに...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつか彼もそこを出て次の人生の事をしきりと考えるふうにはなっている...
吉川英治 「源頼朝」
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