...之に次ぐものを文明三年...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...昔は女性の極位にて御座しゝに大清康熙六年丁未王妃に次ぐ御位に改め玉ふなり...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...その点においては元禄の芭蕉に次ぐものといってさしつかえないと思う...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...ハワイのヒロはホノルルに次ぐ都会であるが...
田中貢太郎 「机の抽斗」
...姉ちゃん迄がそれを平気で取次ぐと云う法があろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...かのアルゴスのヘレネーに次ぐもの君は撰ぶべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は階子段(はしごだん)の途中で薬局生の面倒臭そうに取り次ぐ「津田さん電話ですよ」という声を聞いた...
夏目漱石 「明暗」
...板倉屋の凉みに出した船があるだらうか」八五郎が無遠慮に取次ぐと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これを荷主に取り次ぐのは...
火野葦平 「花と龍」
...一章を読み了へて後一章を次ぐとはよく聴いたもので...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...(午後三時書き次ぐ)また少し胸が痛む……あの變な...
水野仙子 「道」
...デクレスはナポレオンの征戦に次ぐ征戦のため...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...部将が営中へ取次ぐと...
吉川英治 「黒田如水」
...弓に次ぐ新武器となっていたろうし...
吉川英治 「私本太平記」
...何で取次ぐか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...われに次ぐ栄爵(えいしゃく)と数ヵ国の太守(たいしゅ)はお汝(こと)にも約されておる」「ええ...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかるにそれに次ぐ七篇の総論たる為政篇には夏殷周の礼が言及されている...
和辻哲郎 「孔子」
...ただ東大壁(北側右)のみ浄土図に次ぐことができる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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