...やがてお祖母さんがようよう話を次ぐ...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...雜司ヶ谷の鬼子母神、之に次ぐ...
大町桂月 「東京の近郊」
...本家へ取次ぐなり何なり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...……嬉野茶の声価は日本的(宇治に次ぐ)...
種田山頭火 「行乞記」
...漢書の藝文志に次ぐ第二の古いものであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...これは正史に載つたものとしては漢書藝文志に次ぐものである...
内藤湖南 「支那目録學」
...九つのシンフォニーに次ぐ重要作品である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...坐って取次ぐんだぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これを荷主に取り次ぐのは...
火野葦平 「花と龍」
...此様(こん)な者を取次ぐ奴が有るか...
二葉亭四迷 「平凡」
...今村次郎の速記をもって「牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」「安中草三」「塩原多助」「美人の生埋」「粟田口」「乳房榎(ちぶさえのき)」「江島屋」「英国孝子伝」と相次ぐ名作が...
正岡容 「圓朝花火」
...相次ぐ内憂外患に今や何とも名状しがたい物騒がしさはほとんどその頂点にまで達していた...
正岡容 「小説 圓朝」
...『春夏秋冬』は俳句の時代において『新俳句』に次ぐ者なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...私はなほ言葉を次ぐ...
水野仙子 「道」
...また彼に次ぐ第一の武士アルキノスのために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これに次ぐものは新しい神戸であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そんなことを取次ぐと...
吉川英治 「剣の四君子」
...何で取次ぐか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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