例文・使い方一覧でみる「櫓」の意味


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...キィーキィーと(ろ)の音がする...   キィーキィーと櫓の音がするの読み方
伊藤左千夫 「河口湖」

...落着いて掛けるのだよ」(やぐら)の上(うえ)に...   落着いて掛けるのだよ」櫓の上にの読み方
海野十三 「空襲葬送曲」

...ゆき交う船があるらしく声がきこえ...   ゆき交う船があるらしく櫓声がきこえの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...高くの上まで飛び上ろうとして...   高く櫓の上まで飛び上ろうとしての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...退くときは壁の上の上より...   退くときは壁の上櫓の上よりの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...もと十世紀の僧城を改築したもので、南はムューズの河岸に城壁を築き、他の三方には濠を繞らし、高いを立て、日本の封建時代の城を思わせるものがある...   もと十世紀の僧城を改築したもので、南はムューズの河岸に城壁を築き、他の三方には濠を繞らし、高い櫓を立て、日本の封建時代の城を思わせるものがあるの読み方
野上豊一郎 「ヴェルダン」

...の床や手摺(てすり)を止めてある...   櫓の床や手摺を止めてあるの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...角は火の見と素姓はわかつたが...   角櫓は火の見と素姓はわかつたがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...葺屋(ふきや)町側に三座の(やぐら)があり...   葺屋町側に三座の櫓がありの読み方
長谷川時雨 「テンコツさん一家」

...北風が吹き出した夕方オラウスと十艘の船は海峡を下った...   北風が吹き出した夕方オラウスと十艘の櫓船は海峡を下ったの読み方
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」

...見下ろされたる下」お蔦 (三味線と唄をプッツリ止める)……天下を俺一人で背負っていると言った顔だ...   見下ろされたる櫓下」お蔦 ……天下を俺一人で背負っていると言った顔だの読み方
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」

...あの時に柄へヘバリ付いていた肉の一片(ひときれ)をウッカリ洗い落してしまったが...   あの時に櫓柄へヘバリ付いていた肉の一片をウッカリ洗い落してしまったがの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...柵(さく)、(やぐら)、幕、陣小屋...   柵、櫓、幕、陣小屋の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――ここの岸より何気なく一見しただけでは、まだ二重(じゅう)堤(どて)、縄取内(なわどりうち)の土盛り、それと石垣が半ばぐらいしか出来上っておらぬように見えるが、あれは、敵の計(はかり)と申すもの」「ふム」「おそらく、背後(うしろ)の山地のふところ辺りでは、すでに城郭の巨材は、大工の手で組むばかりに仕上げられ、(やぐら)、塀まわりはいうに及ばず、濠橋(ほりばし)から内部の建具一切も、あらかた出来ているものと、この治郎左は睨んでおるが」「ふふム……なるほど」「今のうちならまだ、敵は昼の工事のため夜は疲れ、兵備らしい布陣も怠たり、足手まといな人夫職人どもも雑居していることゆえ、上流下流正面の三方より、闇夜(あんや)をついて、総押しに河を渡って夜討ちをかければ、禍根(かこん)も抜くこともできようが、油断しておると近いうちに、夜が明けてみたら対岸洲股(すのまた)に、一夜のうちに忽然(こつぜん)と、牢固(ろうこ)たる一城がいつのまにか聳(そび)えていたというような――不覚をとらんものでもありませぬぞ」「いかにも」「ご承知か」「あはははは...   ――ここの岸より何気なく一見しただけでは、まだ二重堤、縄取内の土盛り、それと石垣が半ばぐらいしか出来上っておらぬように見えるが、あれは、敵の計と申すもの」「ふム」「おそらく、背後の山地のふところ辺りでは、すでに城郭の巨材は、大工の手で組むばかりに仕上げられ、櫓、塀まわりはいうに及ばず、濠橋から内部の建具一切も、あらかた出来ているものと、この治郎左は睨んでおるが」「ふふム……なるほど」「今のうちならまだ、敵は昼の工事のため夜は疲れ、兵備らしい布陣も怠たり、足手まといな人夫職人どもも雑居していることゆえ、上流下流正面の三方より、闇夜をついて、総押しに河を渡って夜討ちをかければ、禍根も抜くこともできようが、油断しておると近いうちに、夜が明けてみたら対岸洲股に、一夜のうちに忽然と、牢固たる一城がいつのまにか聳えていたというような――不覚をとらんものでもありませぬぞ」「いかにも」「ご承知か」「あははははの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...腕ッ限りグングンと(ろ)を撓(たわ)める...   腕ッ限りグングンと櫓を撓めるの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...(ろ)をつかんでいる周馬の首へピューッ...   櫓をつかんでいる周馬の首へピューッの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...芝居小屋の(やぐら)と幟(のぼり)が見えた...   芝居小屋の櫓と幟が見えたの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...「――どの辺へ?」(ろ)の手を弛(ゆる)めながら...   「――どの辺へ?」櫓の手を弛めながらの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「櫓」の読みかた

「櫓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「櫓」

「櫓」の英語の意味

「櫓なんとか」といえば?   「なんとか櫓」の一覧  


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切れ込む   技術的水準   生命が脅かされる  

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