...それから甘い歓語を引き出すだけの機才(ウィット)を持ち合わしていたので...
有島武郎 「或る女」
...機才にあふれており――そのうえ好男子で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自然の機才をあまりもっていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...機才のきいてるのは彼だったのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...婦人には機才がなくてはいけない(訳者注 ローザとは薔薇の意で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らの言葉はタレーラン(訳者注 機才に富んだ弁舌で有名な当時の政治家)に匹敵する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いかに多くの快活と機才とが首を切られないためには必要であったかを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マルタンヴィル氏はヴォルテールよりもいっそうの機才を持っていたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らは機才を持っていたし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...機才めの美とも称し得る若々しい元気を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...だが僕は常に機才を有していたんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...で只今でもセリメーヌ(訳者注 モリエールの喜劇中の人物で機才ある美人――マルス嬢をさす)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...江戸ッ子らしい機才と...
野村胡堂 「胡堂百話」
...それは西班牙のナヴァールにあったことだが、日本にもそれに優るとも劣らぬ、機才に富んだ、人を人とも思わぬどっしりと肚のすわった女どもが大勢出て、それがまたこの時代の女流の特質でもあった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...よくわかりましたわ」機才に富んだ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ダライラマ八世は、機才に富む、聡明な、そのうえまれにみる健康の保持者で、廿三歳になるまで、病気らしい病気をしたのはそのときがはじめてだった...
久生十蘭 「新西遊記」
...仲介業者の先見と機才は...
久生十蘭 「黄泉から」
...かう云ふ軽捷な愛に件ふ機才がまたおれに必要になつて来たのが不思議だ...
與謝野寛 「素描」
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