...「樹枝が風で揺れている」...
...「樹枝に鳥が止まっている」...
...「樹枝が道路を塞いでいる」...
...「樹枝を剪定する」...
...「樹枝から新芽が生えている」...
...或ひは樹枝を伐りて途に布きながら...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...この国でも同様の意味を持っているかも知れぬ〔樹枝は西洋でも酒屋の看板になった〕...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こんもり茂った樹枝の底に...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...逆手を打つて青い樹枝の垣に隱れた...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...氷点以下に冷えてる樹枝や地物に当つて氷り着いたものに外ならない...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...剃刀(かみそり)をとぐ砥石(といし)を平坦(へいたん)にするために合わせ砥石を載せてこすり合わせて後に引きはがすときれいな樹枝状の縞(しま)が現われる...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...梅鉢紋付の羽織を着ていた二郎及びその他の一族はすべて傍らの樹枝で縊死を遂げた...
中村地平 「霧の蕃社」
...前述の扇型と後述の完全樹枝状との中間の状態で出来たものと思われている...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...決り切った形のもの即ち六花樹枝状の結晶などは...
中谷宇吉郎 「雪」
...この角板付樹枝の一例は第12図(第5図版)に示す如くである...
中谷宇吉郎 「雪」
...(b)放射型樹枝状の枝が中心から八方に伸び出ることもあって...
中谷宇吉郎 「雪」
...その下に樹枝状発達を生ずる水蒸気の多い層があることを示している...
中谷宇吉郎 「雪」
...これで見ると普通の六花即ち平面樹枝の結晶はになり...
中谷宇吉郎 「雪」
...夕方になると大抵は美事な樹枝状の結晶が細雨(さいう)のように音もなく降って来る...
中谷宇吉郎 「雪の十勝」
...天然の樹枝を其儘に利用して之に繩をさげるのは當然のことで...
原勝郎 「鞦韆考」
...天然の樹枝を利用するよりも...
原勝郎 「鞦韆考」
...遠く望めばブランデンブルゲル門を隔てて緑樹枝をさし交(か)わしたる中より...
森鴎外 「舞姫」
...東照宮をすぎて樹枝の小暗いまでに繁りあった径をおりて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
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