...「樹枝が風で揺れている」...
...「樹枝に鳥が止まっている」...
...「樹枝が道路を塞いでいる」...
...「樹枝を剪定する」...
...「樹枝から新芽が生えている」...
...鳥を近づけないために花園の樹枝に小さい金の鈴をかけておいた...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...樫鳥(かしどり)や山鳩(やまばと)や山鴫(やましぎ)のような鳥類が目にも止まらぬような急速度で錯雑した樹枝の間を縫うて飛んで行くのに...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...樹枝を画く時にここへ後から鳥を止まらせる用意としてあらかじめ書き残しをしておくような細工はしないのである...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...剃刀(かみそり)をとぐ砥石(といし)を平坦(へいたん)にするために合わせ砥石を載せてこすり合わせて後に引きはがすときれいな樹枝状の縞(しま)が現われる...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...樹枝状の枝の幅がかなり広い...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...前述の扇型と後述の完全樹枝状との中間の状態で出来たものと思われている...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...樹枝状の小枝の間の隙間に氷がついて角板になる...
中谷宇吉郎 「雪」
...立体樹枝型のものに沢山雲粒が付くと...
中谷宇吉郎 「雪」
...(2)樹枝状平板結晶 樹枝状結晶が水蒸気の供給が多い時...
中谷宇吉郎 「雪」
...この実験の条件ではの平均が六・六位の時にこの樹枝状が得られた...
中谷宇吉郎 「雪」
...そしてが三・五乃至五・五位の範囲内では小角板が集まって簡単な樹枝状をなしたような即ち樹枝角板中間型となる...
中谷宇吉郎 「雪」
...生長の速度が大きくなると樹枝状に発達し...
中谷宇吉郎 「雪」
...よく見ると内部に樹枝に近い結晶質の骨組があるもので...
中谷宇吉郎 「雪」
...大形の美事な樹枝状結晶が盛んに降っていた...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...其うちで樹枝を利用してそれに繩をかけ架をつるす方は...
原勝郎 「鞦韆考」
...手を交互左右に伸ばして樹枝を捉え進み移る状(さま)...
南方熊楠 「十二支考」
...猿は臂長く膂力(りょりょく)に富み樹枝を揺(ゆす)って強く弾(はじ)かせ飛び廻る...
南方熊楠 「十二支考」
...遠く望めばブランデンブルゲル門を隔てて緑樹枝をさし交(か)わしたる中より...
森鴎外 「舞姫」
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