...横隔膜が痙攣して苦しくなった...
...横隔膜の呼吸運動を正しく行い、歌を歌う...
...スポーツ選手は横隔膜の発声力を鍛えることが大切だ...
...横隔膜ヘルニアで手術を受けた...
...あの教授は横隔膜の研究で有名だ...
...大濤(おおなみ)がどすんどすんと横隔膜につきあたるような心地(ここち)がして...
有島武郎 「或る女」
...横隔膜の下からこみ上げて来る喜悦とを一緒に感じた...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...謡の方法は横隔膜を圧し下げ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...横隔膜は、心の座である心臓を胃の不純な影響から分離していると彼は信じていた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...おかしいとき横隔膜が週期的痙攣(けいれん)をはじめる...
寺田寅彦 「鎖骨」
...念のために今度は印字機に向かったつもりになって両手の指を動かしているといつのまにか横隔膜の下のほうが次第に堅く凝って来るのを感じた...
寺田寅彦 「芝刈り」
...横隔膜のすぐの下...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...肋膜と横隔膜とを同時に病んで...
豊島与志雄 「理想の女」
...その破屋の横隔膜のような観があった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...塵(ちり)をかぶった横隔膜のようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あの男の笑い声――「顔と横隔膜とのみの笑ではなく...
中島敦 「光と風と夢」
...相手を見ると依然として横隔膜(おうかくまく)から下を湯に浸(つ)けたまま...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...阿片を横隔膜の上に乗せてやりなさい」外科医と主任医師は出て行った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...どんな横隔膜でしゃべったかはこの東洋のこまちゃくれた黄色いブルジョアジーの国家では少年時代からわれ/\は辞書のかけらと一しょに悩みその中へせか/\と吸収させられることを強ひられてゐたのだあるまはりあわせが今ここでこうして君らの詩と幽霊と対角的な後継者とに僕を会見させてゐるこの不清潔な独房は...
槇村浩 「長詩」
...ちょうど横隔膜のところで真二つにさせたので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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