...話はいささか横路に入るが...
石川欣一 「可愛い山」
...横路へ入り込んで了う...
石川欣一 「可愛い山」
...これは、横路へ入るが、我々を吃驚させる風習である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ツイと横路へ入る...
石川啄木 「鳥影」
...田圃(たんぼ)の横路を右に別れた...
田山花袋 「田舎教師」
...垣に沿うて横路へ廻る...
中里介山 「大菩薩峠」
...桑の老木が見える処へは横路でも何でもかまわず這入って行って貪(むさぼ)られるだけ貪った...
正岡子規 「くだもの」
...倹約とは不生産的の入費を節して生産的の入費へ向(むけ)る事です」ととかく談話が横路(よこみち)へ外(それ)る...
村井弦斎 「食道楽」
...その馬が首を回して車を引いたまま横路に飛び込んだ...
柳田国男 「雪国の春」
...かれらは横路地へとびこみ...
山本周五郎 「風流太平記」
...横路地から這うようにして往来に出ると...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...近くに何やら喧嘩があるという横路地の立話を...
夢野久作 「斬られたさに」
...そのブラシを持って手近い横路地へ這入って帽子...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...何でもこのスウェツランスカヤから横路地伝いに公園の横へ出て...
夢野久作 「支那米の袋」
...直ぐ前の横路地に...
夢野久作 「白髪小僧」
...焼け木の積んである横路地を二つ三つ抜けて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...母が平生穿(ふだんば)きにしておりました赤い鼻緒(はなお)の下駄(げた)を穿いて横路次に出ました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どこかの横路次で...
夢野久作 「爆弾太平記」
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