...方頷粗髯の山本権兵衛然たる魁偉(かいい)の状貌は文人を青瓢箪(あおびょうたん)の生白(なまっちら)けた柔弱男(にやけおとこ)のシノニムのように思う人たちをして意外の感あらしめた...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...彼等が後もどりしてその過去の特権を救おうとする...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...議員を選ぶのは女王の権限にあった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
......
高村光太郎 「智恵子抄」
...社会に於ける専門家的特権...
戸坂潤 「思想としての文学」
...統治の委任権を彼は決して自ら自分に与えはしなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なんの権威もないものである...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...しかし彼女の家名を揚(あ)げるというのは、名誉の意味か、財産の意味か、権力の意味か、または徳望の意味か、そこへ行くと全く何の分別もない...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...僕も冥々(めいめい)のうちに彼女から僕の権利として要求していた事実である...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...摂政という一人の絶対権力者がおかれたのであった...
蜷川新 「天皇」
...尾佐竹(おさたけ)氏以下の権威的著作があって...
服部之総 「空罎」
...最も無権利である女性と青年たちが...
宮本百合子 「現実の必要」
...分解し排列し集合し組立てる絶大な権力を許されているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どれも皆法律の権威拘束の中に包括され局限されねばならないのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...暴力をもって権を奪うも...
吉川英治 「三国志」
...権ノ五郎は、夜どおし伏せていた露まみれな体を起して、高徳が隠れている陣の方へ歩いて行った...
吉川英治 「私本太平記」
...――組み伏せられながらも権之助は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...債権者はかかる支払を全く拒絶するか...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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