...日本の国防論として最高権威と目された佐藤鉄太郎中将の『帝国国防史論』も一読した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...僕等は一言も口嘴をさしはさむ権利はない...
岩野泡鳴 「戦話」
...存在する権利のあるもののみを尊重するとしたならば...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それがために学問的の研究が政治的権力と乱暴な気ちがいじみた言論とによって...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...官権拡張の外殆ど大なる主張なかりしに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...中国も日本も飜訳権などのことをうるさくは言わないに違いない...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...力の権威をもって...
中里介山 「大菩薩峠」
...熊野権現の前で祈っている時...
中里介山 「法然行伝」
...「寒月が何かその御令嬢に恋着(れんちゃく)したというような事でもありますか」あるなら云って見ろと云う権幕(けんまく)で主人は反(そ)り返る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それから二百三十七年間にわたって主権者であった...
蜷川新 「天皇」
...まるで権助同様なあつかいで...
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」
...これまでの永田の荷役め権利を認める...
火野葦平 「花と龍」
...あるいは慈悲に似たることあるもその実は人に持ち前の権理通義を許すことなくして...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...国家権力が後についているのですから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...いま権八を追っている...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...権三もずんぐり太い体を腹ン這いにして...
吉川英治 「私本太平記」
...旅垢(たびあか)にまみれた夢想権之助とお杉ばばとは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小供の時から自分の内に芽生えていた反抗の傾向――すべての権威に対する反抗の気風はこれらの思想によって強い支柱を得...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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