...その樅(もみ)と白樺(しらかば)との森林と...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...鳶色がかつた樅や...
薄田泣菫 「森の声」
...3.幹の眞直ぐな樅の樹が岸壁一面に生えのびてゐた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...しんせつに教へられた道の落葉・つめたい雨のうつくしい草をまたぐ大木に腰かけて旅の空立札の下手くそな文字は「節倹」山茶花散つて貧しい生活坊さん二人下りたゞけの山の駅の昼(追加)大金持の大樅の木が威張つてゐる・空の爆音尿してゐる(太刀洗附近)・たゝへた水のさみしうないまた逢つた薬くさいあんたで(追加)・降るもよからう雨がふる夕空低う飛んで戻た(マヽ)(飛行機)暮れてもまだ鳴きつゞける鵙だ今夜は酔ふた...
種田山頭火 「行乞記」
...大きな松や樅(もみ)が並木をなして生えています...
中里介山 「大菩薩峠」
...兩側には樅の木の板がならべて干してある...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...樅林(もみばやし)がある...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼はいつしか左にそれて樅の木の下へ来て居たのであつた...
平出修 「夜烏」
...観音様の樅の木を知らないものがあるものか...
平出修 「夜烏」
...樅の木はなんにも動かない...
平出修 「夜烏」
...樅だと見分けることが出來た...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それが間違がつて、樅の木より先に、和蘭(オランダ)の商船の壊れたのが沈んでしまつたり何かするのでございます...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...その樅の中からギャッと鋭い鳥の啼(な)き声(ごえ)がした...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...「Tanne」は「タンネ」といふ木であつて「樅」などと譯すとまちがひとせられた...
堀辰雄 「二三の追憶」
...「宇乃、この樅はね、親やきょうだいからはなされて、ひとりだけ此処へ移されてきたのだ、ひとりだけでね、わかるか」宇乃は「はい」と頷いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いまここではなんとも云えない」宇乃はまた樅ノ木のほうを見て...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...樅の林が厚く茂って...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...樅の林がとぎれて少し明るくなるが...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
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