...枝豆を喰(く)へば雨月(うげつ)の情(なさけ)あり昭和三年十月十九日木槿(もくげ)会...
高浜虚子 「五百句」
...今日は木槿のうつくしさを見た...
種田山頭火 「行乞記」
...道ばたの木槿が咲いてゐた...
種田山頭火 「行乞記」
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種田山頭火 「行乞記」
...朝月残る木槿が咲いてゐるながれ島へ渡しの...
種田山頭火 「行乞記」
...河土堤一めんの木槿(むくげ)などに...
徳永直 「冬枯れ」
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豊島与志雄 「画舫」
...また木槿(むくげ)や南天燭(なんてん)の茂りをつらねている...
永井荷風 「葛飾土産」
...木槿花開く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
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中里介山 「大菩薩峠」
...あそこの木槿(ぼけ)のあたりで...
久生十蘭 「キャラコさん」
...正名サワアザミ『草木図説』に間違えてマアザミの図となっている正名マアザミ『草木図説』に間違えてサワアザミの図となっているムクゲとアサガオムクゲすなわち木槿をアサガオと呼びはじめたのはそもそもいつ頃であって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
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牧野富太郎 「植物記」
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牧野富太郎 「植物記」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...丁度松原に沿うた形で水田と畑とを限つた樣にして續いてゐる畔に長々と植ゑられた木槿(もくげ)の木である...
若山牧水 「樹木とその葉」
...野末なる三島の町の揚花火月夜の空に散りて消ゆなりうるほふとおもへる衣(きぬ)の裾かけてほこりはあがる月夜の路に天の川さやけく澄みぬ小夜更けてさし昇る月の影は見えつつ路ばたの木槿(もくげ)は馬に喰はれけり (芭蕉)この句は私の大好きな句である...
若山牧水 「樹木とその葉」
...秋の來たのを知らせる花で先づ咲き出すのはこの木槿であらう...
若山牧水 「樹木とその葉」
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