...友人稻葉岩吉氏が宮内省圖書寮に藏せらるゝ宋槧本三國志を以て...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...宋本太平御覽(近ごろ又友人稻葉氏を煩はして宋活字本御覽を圖書寮の宋槧本に對校せるに四夷部の倭國の記事中三國志を引ける者は全く相同じき由を報ぜられたり因て以後は皆宋本として引用せり附記して稻葉氏に深謝す)には彌馬升を彌馬叔に作れり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...わたくしは山陽が又何かの宋槧本(そうざんぼん)を写させられはしなかつたかと猜する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此古搨本(こたふほん)古槧本(こざんほん)であつただらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その元槧本は則ち蘭軒の跋する所のものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後年世に出でた宋槧本には劣つてゐても...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...元槧本を以て第一に推さなくてはならなかつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これは元槧本の旧に依つたものであつたが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...元槧本はこれに反して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾て北宋槧本(ざんほん)に就いて本草経の文を抄出し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」此書の元槧本は所謂梅渓書院本である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「余家旧蔵北宋槧本明堂鍼灸経...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此の変改せられた北宋槧本(ざんほん)が躋寿館に一部...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それゆえわたくしは漢籍においても宋槧本(そうざんほん)とか元槧本(げんざんほん)とかいうものを顧みない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『備急(びきゅう)千金要方』三十巻三十二冊の宋槧本(そうざんぼん)であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
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