...右手には槎(さが)たる老梅の縦横に枝をさしかわしたるがあざやかに映りて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
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永井荷風 「桑中喜語」
...槎(さが)たる梅の大木を七たび廻って...
中里介山 「大菩薩峠」
...槎たる柿の大木は青い苔が蒸して幾本となく立つて居る...
長塚節 「才丸行き」
...ベルリンで Karawanen-Reise in Sibilien(「西比利亜征槎旅行」)という本を刊行した...
久生十蘭 「新西遊記」
...すなわちそれは正品のタビラコであって今日いうキク科のコオニタビラコ(漢名は稲槎菜...
牧野富太郎 「植物記」
...前に記したタビラコの稲槎菜は支那でも野人がこれを食する事が『植物名実図考』に見えていて「郷人茄之」だの「吾郷人喜食之」だのの語が記してある...
牧野富太郎 「植物記」
...前にもいった様にこれは支那の稲槎菜でその図が『植物名実図考』に在る...
牧野富太郎 「植物記」
...支那では稲槎菜である...
牧野富太郎 「植物記」
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三好達治 「朝菜集」
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三好達治 「山果集」
...槎(いかだ)に乗って東の海に遊ばんとか...
柳田国男 「海上の道」
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横瀬夜雨 「花守」
...槎山(さざん)の間道を辿(たど)れば...
吉川英治 「三国志」
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