...わたしの「作家的完成を棒にふるほど懐疑的(かいぎてき)」である...
芥川龍之介 「文放古」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...店員はこの恩給を棒にふるのもなんだからと...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...妾を囲つてゐた男が急に太夫買を覚えて身代を棒にふる話...
田山録弥 「西鶴小論」
...生姜餅の幸福さえも棒にふる覚悟で...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...あんな人たちのために一生を棒にふるなんて! まあなんという厭(いや)なことでしょう!」「なあに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...女に迷って一生を棒にふる男と比べて数の上では比較にはなるまいが...
中島敦 「狼疾記」
...「女のために一生を棒にふる人間ではなかった」と伝記者パウル・ベッカーは言っている...
野村胡堂 「楽聖物語」
...たったひとつの命を棒にふる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その上で退校させられて一生を棒にふるからだ...
平林初之輔 「雑文一束」
...命を棒にふるところでした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一生を棒にふるからなあ」「はははは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一生を棒にふるかも知れない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一生を棒にふることになるらしい――ということだけですしねえ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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