例文・使い方一覧でみる「梅」の意味


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...我我の姉妹たるお菊さんだの或は又おさんだのは...   我我の姉妹たるお菊さんだの或は又お梅さんだのはの読み方
芥川龍之介 「続野人生計事」

...その又(また)上(うえ)にも一層(そう)奥(おく)の神界(しんかい)があると言(い)った塩(あんばい)に...   その又上にも一層奥の神界があると言った塩梅にの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...野の活溌なのが喰ひつきたい程可愛く思はれる...   梅野の活溌なのが喰ひつきたい程可愛く思はれるの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...午前吉方にて稽古をなし...   午前梅吉方にて稽古をなしの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...されど路地の陋屋花の消息を知るによしなし...   されど路地の陋屋梅花の消息を知るによしなしの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...また清元を好みて吉の門弟となれり...   また清元を好みて梅吉の門弟となれりの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...障子の外に老の影が...   障子の外に老梅の影がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ちょうどいい塩(あんばい)だ...   ちょうどいい塩梅だの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...徑四寸ほどの裏(うらうめ)の紋の附いた...   徑四寸ほどの裏梅の紋の附いたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...字を聖謨(せいぼ)と改めて自ら竜と号した...   字を聖謨と改めて自ら梅竜と号したの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...お玉はじっとの顔を見て...   お玉はじっと梅の顔を見ての読み方
森鴎外 「雁」

...また襖(ふすま)屏風(びょうぶ)の絵にを描かせず...   また襖屏風の絵に梅を描かせずの読み方
柳田國男 「日本の伝説」

...読んで下さいましたか」「……はあ」「あたしがお止め申したよ」八がまたぴしりとやった...   読んで下さいましたか」「……はあ」「あたしがお止め申したよ」梅八がまたぴしりとやったの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...日本橋木原店の園は手綺麗な上品汁粉...   日本橋木原店の梅園は手綺麗な上品汁粉の読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...彼ひとりでさえタジタジでいた安蔵と市は半五郎にうしろを襲われて...   彼ひとりでさえタジタジでいた安蔵と梅市は半五郎にうしろを襲われての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...紅ノ辻子(つじ)...   紅梅ノ辻子の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...若の能の失態(しったい)にたいして...   梅若の能の失態にたいしての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...酒は好むところであり、宿とする草深い百姓家へもどってみても、語るあいてもない毎夜なので、ではと、友松も腰をすえ、「尼院で御酒をいただくなどは、里人の口もいかがかとおもわれるが、せっかくのおこころざし、遠慮なく」と、受けた杯をふくみ、季節もよし、のにおう宵、久しぶり微酔の快を味わった...   酒は好むところであり、宿とする草深い百姓家へもどってみても、語るあいてもない毎夜なので、ではと、友松も腰をすえ、「尼院で御酒をいただくなどは、里人の口もいかがかとおもわれるが、せっかくのおこころざし、遠慮なく」と、受けた杯をふくみ、季節もよし、梅のにおう宵、久しぶり微酔の快を味わったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「梅」の読みかた

「梅」の書き方・書き順

いろんなフォントで「梅」

「梅」の英語の意味

「梅なんとか」といえば?   「なんとか梅」の一覧  


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