...そこへテエブルの上へのせた鉢植えの紅梅が時々支那(しな)めいた匂を送って来る...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...「梅にも春」か何かを弾いていたが...
芥川龍之介 「ひょっとこ」
...』と梅ちやんも甘えかゝる...
石川啄木 「鳥影」
...赤阪見附けのそばに梅毒...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...好(い)い塩梅(あんばい)に...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...防府にて・この家があつてあの家がなくなつてふる郷は青葉若葉・青田はればれとまんなかの墓・青草をふみ鳴らしつつ郵便やさん再録二句・月からこぼれて草の葉の雨・あほげば梅の実...
種田山頭火 「其中日記」
...四時梅田着、入浴してから電車で湊町へ、牧句人君は旅行中、それから歩いて比古さんを訪ねる、在宅、お客さんにまじつていろ/\の話を聞く、カフヱーの話、人と人との交渉破裂の話、或る事業の話、等々、――それがみんな裏面の打明話だから興味ふかい...
種田山頭火 「旅日記」
...床の間の紅梅の花を...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...梅の木を見付けた...
豊島与志雄 「早春」
...間もなく入梅があけて夏になり...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...他(た)の一本の芽は梅らしく...
永井荷風 「枇杷の花」
...「この屋敷の梅を見せちや貰へないかね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの梅の木の蔭でやつとAから着物を貰つて着換へた始末だつたよ...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...宣上人贈亀山松、堰汀梅、峨野竹...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...院屏有売茶翁松梅竹三字...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昨日尋梅酔晴郊...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...吉野の“折り梅”と呼んで...
吉川英治 「梅ちらほら」
...「梅でもいい!」「梅ばやしまで頑張れ」と...
吉川英治 「三国志」
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