...やがて司法大臣が來る――」「伊藤さんがまた變梃(へんてこ)な韓太子などをつれて來るさうぢやし」と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...時ありて梁山泊の豪傑連が額を鳩(あつ)めて密(ひそか)に勢力拡張策を講ずるなど随分変梃来(へんてこ)な事ありてその都度提調先生私(ひそ)かに自ら当代の蕭何(しょうか)を以て処(お)るといふ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...やがては自分もこんな腰附き手附きをして変梃(へんてこ)極まる仕草をしなければならんとは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...梃でも動かないほどどっしりと尻を据えて...
豊島与志雄 「神棚」
...ことに変梃(へんてこ)な音楽談をなし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...グールメルは浮浪人らが頬かぶりと呼ぶ一種の曲がった梃(てこ)を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「素浪人分際の女として、無礼呼ばわり――」「これが無礼でなくて――」と、七瀬が、ふるえ声でいった時、一梃の駕が、手負のところへ行き、一人が、手負を抱いて駕の中へ入れた...
直木三十五 「南国太平記」
...すると櫛(くし)の歯のように並連(ならびつらな)ったそれらの桟橋(さんばし)へと二梃艪(にちょうろ)いそがしく輻湊(ふくそう)する屋根船猪牙舟からは風の工合で...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...と間(ま)もなく横山町辺(よこやまちょうへん)の提灯をつけた辻駕籠(つじかご)一梃(いっちょう)...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...一梃の駕籠(かご)を肩に...
中里介山 「大菩薩峠」
...「大鑿(おおのみ)が一梃見えませんよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その手には梃(てこ)と鍬(くわ)が用意されて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...剃刀は二梃ともよく使ひ込んだもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それが二梃剃刀(かみそり)とは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...当座の百梃は、いずれ武田と北条に半々くらいにおさまることになろうが、売物のことだから、いちどよく射ちためしてみたい...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...主水は元服して鉄砲三十梃(ちょう)頭に任命され...
久生十蘭 「鈴木主水」
...するとその男は鉄梃でとんとんあちこち突(つ)いてみてから...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...中々鍬の一梃や二梃持って来ても掘り出す事は出来そうに見えませんでした...
夢野久作 「白髪小僧」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
