...義雄は鶴次郎に樺太から來た返事を見せ、渠から、木材をいよ/\切り出すとなつた時の用意などをその返事に照らして種々注意せられた後、氷峰と鶴次郎とを案内して、井桁樓へ行つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...橋桁を渡って、本所区へ――そして彼は当途(あてど)もなく何処までもズンズン歩いていった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...しかるに七段目は三桁であるから...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...山の神ならば家の壁際の衣桁から熊の皮を取り下して身につけるのであります...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...多分これは桁が一つ違うに相違ない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...いい気持だ」木理(もくめ)の曝(ざ)れた湯槽(ゆぶね)の桁(けた)を枕にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...衣桁(いこう)にかけっぱなしになっていた...
中里介山 「大菩薩峠」
...一桁の数字の割算や掛算が出来る人が...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...したたか浅吉に頬桁(ほおげた)を殴られて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...朽(く)ちかけた井桁(ゐげた)に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...井桁の上に置きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しぶきが頬桁(ほおげた)を撲(なぐ)り...
原民喜 「火の唇」
...自然が可能とする桁外れの微小を検討するときは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...僕はうちうちの事件の為に益々桁放れの酒飲と化し...
牧野信一 「交遊記」
...箱舟の中に簀を組んだ桁を入れ...
柳宗悦 「和紙の美」
...奥の六帖には長火鉢、箪笥(たんす)、茶箪笥、衣桁(いこう)、鏡架(かがみかけ)などが並んでい、板の間には仕事道具が揃えてあった...
山本周五郎 「さぶ」
...土間は真中に新しい黒い藁灰を入れて巨大な堅炭が三角の井桁に重なり合ったまま起っている...
夢野久作 「お茶の湯満腹談」
...衣桁(いこう)にかかった平馬自身の手織紬(ておりつむぎ)の衣類だけが見すぼらしい...
夢野久作 「斬られたさに」
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