...彎曲した桁が一つの迫(せり)台から他の迫台へかかり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...毎晩の樣に井桁樓に行くのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...殘りは8となつて一桁となる...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...帆桁はぐらぐら動き...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...昭和十二年五月二十七日『ホトトギス』発行所高浜虚子明治時代春雨(はるさめ)の衣桁(いこう)に重し恋衣(こいごろも)明治二十七年夕立やぬれて戻りて欄に倚(よ)る明治二十八年 子規を神戸病院より...
高浜虚子 「五百句」
...障子貼(しょうじは)りやめ日参を思ひたち桁丈(ゆきたけ)も身にそひしこの古布子(ふるぬのこ)十二月九日 二百二十日会...
高浜虚子 「六百句」
...今はその桁構(けたがまえ)しか残っていない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...井桁(いげた)の紋をつけた葛籠(つづら)が一つ...
中里介山 「大菩薩峠」
...湖岸との間の橋桁を撤して...
中島敦 「狐憑」
...さらに桁のはずれた土地である...
中谷宇吉郎 「南極・北極・熱帯の雪」
...つくづく寿命の毒だと思うよ」房楊枝(ふさようじ)を井桁(いげた)に挟んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...馬の二三匹も殺せるほど入つてゐたといふこと」「それは何時のことだ」「あつしが行く二三日前で」「井戸へ石を投つたのは」「澤庵(たくあん)石の五六貫もあるのを井桁(ゐげた)へ載せて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...井桁の上に澤庵石を乘せて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兩國の水除けか橋桁でやられたやうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...斜帆桁の帆杠(ボーム)をやっつけ...
久生十蘭 「海難記」
...井桁に置いてあった折詰を...
火野葦平 「花と龍」
...しかしいかに桁を違えて考えてみても...
森鴎外 「高瀬舟」
...衣桁(いこう)にかかった平馬自身の手織紬(ておりつむぎ)の衣類だけが見すぼらしい...
夢野久作 「斬られたさに」
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