...井桁樓とかへ電話をかけに行きましたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...天性の覇気が脱線して桁(けた)を外(はず)れた変態生活に横流した...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...求める六桁の被除数は 638897 となる...
海野十三 「暗号数字」
...答の十位をかけた計算は□□となっていて二桁の数である...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...木葉微塵(こっぱみじん)に橋桁(はしげた)を跳ね飛ばしていた...
太宰治 「走れメロス」
...橋桁(はしげた)からまだ煙が出ていて危険なうえに...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...いずれにしても偶然の場合とは桁数(けたすう)がちがって多い...
寺田寅彦 「火山の名について」
...大鳥居の柱は立っているが上の横桁(よこげた)が外(はず)れかかり...
寺田寅彦 「震災日記より」
...井桁(ゐげた)につかまつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...井桁(ゐげた)を崩(くづ)したり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...話があまりにも桁外(けたはづ)れです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その頬桁(ほゝげた)を二つ三つ續け樣に高鳴らせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...両国の水除けか橋桁でやられたようで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何(なに)を女郎(じよらう)め頬桁(ほうげた)たゝく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...つまり井桁に組んであって...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...井桁の外へ流れ落ちた...
森鴎外 「杯」
...井桁に橘の紋を...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...‥‥これ等の小さなもの共は、紅海の恐ろしい太陽に照らされて、帆桁の上に、舷門の上に、幾千となく死んで落ちた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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