...格子窓を開けると、風が気持ちいい...
...部屋の印象を変えるために、格子窓を取り付けてみた...
...格子窓の桟を塗り替える作業が大変だった...
...古民家の格子窓から、美しい庭を眺めることができた...
...格子窓を閉めることで、プライバシーを守ることができる...
...その議事堂の格子窓(こうしまど)からは...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...門に向いた教室の格子窓には...
石川啄木 「道」
...その外(ほか)は壁と厳重にとりつけた格子窓ばかりだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...彼は云つて木賃宿の裏手の狭い道を――そこから薄暗い部屋に親子夫婦たちがくるまるやうにして寝てゐるのが煤(すす)けた格子窓越しにのぞかれ...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...高い格子窓だけのうす暗いコンクリートの床...
峠三吉 「原爆詩集」
...父は自分の部屋の格子窓を開けたまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いきなり裏木戸の方に向いた嚴重さうな格子窓に手を掛けると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...足跡位は残りますよ」「それから?」「格子窓は恐ろしく頑丈な釘付けで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...便所の格子窓からその花を眺めていると春の小鳥の囀(さえず)りも聴えます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上方(かみがた)風の荏柄(えがら)ぬりの格子窓で...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...仄明るい格子窓に...
林芙美子 「愛する人達」
...黒塗の出格子窓から射しこむ陽の光が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...髪を結いに来ている娘や芸者が髪などはそっちのけでズラリと格子窓のそばへ並び...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...私もまた、低い屋根、格子窓、朽(く)ちかけた壁、古い樅(もみ)の並木路のある、灰色のさゝやかな古風な建物(たてもの)の中に――これらはすべて山颪(やまおろし)に吹き撓(たわ)められてゐた――固い植物の花しか咲かない、楡(にれ)や樫で薄暗いその庭――さうしたものゝ中に、根強いそして永久的な一種の愛着を覺えるのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...侯爵夫人の部屋の格子窓(こうしまど)に面しているとすでに述べた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...棺台の後ろに格子窓が見えるだろ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...切妻窓と格子窓がツタに覆われ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...それはそこの家の格子窓の上に吊(つ)るしてある鳥籠(とりかご)である...
森鴎外 「雁」
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