...今や世界の信望を克ち得ているアイクのよって立つ人生観の根拠に深い親しみを抱くようになった...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...勿論其根拠に於て...
高木敏雄 「比較神話学」
...かれらが原初に家父制度を仮定している根拠には二つある...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...――たとい私がどのようなわけでこのことは真であると判断したかの根拠に十分に注意しないにしても...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...またそういう事が何故に年賀状有用論の根拠になるかは...
寺田寅彦 「年賀状」
...フロイト主義による意識(精神)――夫は個人的意識であったことを忘れるな――が生理学的根拠に立って把握されているからというに外ならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...こうした根拠に基いて初めて...
戸坂潤 「科学論」
...――この物質が唯物論の最も広範な又最も根柢的な根拠に他ならない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...茲では唯物論が生理学的根拠によって支えられる...
戸坂潤 「辞典」
...技術学上の根拠に立つのである...
戸坂潤 「辞典」
...何の根拠に出でたのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...繰り返しと習慣の根拠に基づいて構築されているのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...より大きい度合いを推論するための根拠には決してなり得ないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その一般的な根拠については冒頭に話された...
三木清 「科学批判の課題」
...うごかない判断の根拠にはならぬのである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...何を根拠に、大禍に会わんなどと、この際断言されるか」と、ことさら、大仰(おおぎょう)に咎めだてした...
吉川英治 「三国志」
...その素姓年代などもそれぞれ史的根拠によって描出している...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...その予言の根拠に対しては信頼を置かなかったが...
和辻哲郎 「地異印象記」
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