...(これは少なくとも彗星の中核については多分事実でない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...「奔馬性結核(ほんませいけっかく)!」彼は床の上に転倒しながら...
海野十三 「振動魔」
...たとえば干しぶどうの核や殻...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...つまり市中の工場や住家から立昇る煙が霧の核を多量に供給しているためであろう...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...文明にとっては一種の結核である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...結核予防のための工場...
永井隆 「この子を残して」
...同じ元素であつても原子の核は違つた質量を有つてゐるものがある...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...物理学の方では核とよんでいる...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...その最初のところで、水蒸気が凝縮して雲の粒になるときに、核、すなわち芯(しん)になるものが必要である...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...しかしこの核は見え始めるとどんどん生長して...
中谷宇吉郎 「雪」
...……彼女はカチリと或る核心に触れて悶絶したくなる...
原民喜 「針」
...したがってその核内の種子はやはり一個あるのみである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...漱石は「二葉亭露西亜で結核になる...
宮本百合子 「含蓄ある歳月」
...其肉の甘さと其核(たね)の苦さとを味ふ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...しかしその核心には...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...謎々の核心として...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...この電気の電磁核と同様なものを感覚していた人物のごとくに思われてならぬ...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...漱石を核とするこの若い連中の集まりは...
和辻哲郎 「漱石の人物」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??