...二つに割りたる大西瓜の肉赤く核(さね)黒きは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...あゝ瓜の皮核子(さなこ)...
田山花袋 「日本橋附近」
...まさに宿命ともいうべき結核をはじめ...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...「イーリアス」の核心部第一歌...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...肺結核!茫々(ぼうぼう)たる野原にただひとり立つ旅客(たびびと)の...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...同時に科学の社会的(歴史的)存在を方法の核にまで追跡する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...核研究が尖端的な研究となってきた...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...理論的な核心の是非に拘らず...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...抽象的で中味に核がないものなのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...不思議に大森氏よりも舟橋氏の方が問題の核心に触れるものを持っているのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...現代の原子核物理学者は声をそろえてこう告白する...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この凝結核の研究は...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...他の核が枝の各点に附着して...
中谷宇吉郎 「雪」
...宗近君の来訪に対して歓迎の意を表する一点好意の核は...
夏目漱石 「虞美人草」
...だからここには結核...
北條民雄 「癩院記録」
...核をコンコンと叩(たた)きますと...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...債務破棄を中核的な内容としていた...
和辻哲郎 「鎖国」
...腐敗がいつのまにか核実にまで及んでいる...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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