...地球の心核はしかし灼熱状態を持続しながら第三種の粒子から成る固形の殻で包まれている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...金を食ふ肺結核ださうだが...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...橙紅色の丸薬のような実の落ち散ったのを拾って噛み砕くと堅い核の中に白い仁(にん)があってそれが特殊な甘味をもっているのであった...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...それがちょっとつま楊枝(ようじ)の先でさわってもすぐこぼれ落ちるほど柔らかい海綿状の集塊となって心核の表面に付着し被覆しているのである...
寺田寅彦 「小爆発二件」
...今日に於ける科学的精神の核心に触れる時局的要点であると信じたのである...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...まず最初に少なくとも一個の核を割れば...
永井隆 「長崎の鐘」
...實驗的に原子核の構造を探求するに欠くべからざる知識をもたらすものであれば...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...化學原子に核ありと發表前記の私案は一九〇三年の秋...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...昇華核の研究に使ったドライ・アイスが残っていたので...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...原子核専攻の若い物理学者たちの中にも...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...原子は中心に原子核、その周囲にたくさんの電子があるが、この核の大きさ、電子の数及び配列などを研究するのが、原子構造論である...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...氷晶の核になるものが塵や塩の微粒子やイオンなどであるとすると...
中谷宇吉郎 「雪」
...死亡の原因という欄には「肺結核...
平林初之輔 「私はかうして死んだ!」
...この入院第一日の印象は死ぬまで黒い核のやうに心の中に残るであらうと思つたのを思ひ出し...
北條民雄 「重病室日誌」
...当局は核心を明かさないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...敵中核ニ深ク入ッテ撃ツヲイウ)ほど危うき戦法はないのじゃぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...その死がちょうど師の教説の核心となるような独特な死を語っているのである...
和辻哲郎 「孔子」
...顔面は人の存在にとって核心的な意義を持つものである...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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