...アジアにおける核非武装をかちとり外国の軍事基地の撤廃をたたかいとるという共通の重大な課題をもっているわけであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...地球の心核はしかし灼熱状態を持続しながら第三種の粒子から成る固形の殻で包まれている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...核のなかに四個の陽電気と二個の陰電気とがいっしょにかたまらなければならなかったときには...
海野十三 「放送された遺言」
...父も肺結核ではないが...
太宰治 「津軽」
...深く核心に触れて行くことの出来ないのは事実だから……...
田山録弥 「西鶴小論」
...これらの凝縮核の集合した層が取り残される...
寺田寅彦 「塵埃と光」
...これは犯罪の核であり...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...抽象的で中味に核がないものなのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...陰電子や原子核の分割によってできた新原子および割れない元の原子である...
永井隆 「長崎の鐘」
...その時私は有核原子構造論を提出し...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...或る方面で原子核崩壊の研究委員会が出来ていた...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...昨年の冬は二核(かく)から成る結晶の存在が確められて...
中谷宇吉郎 「雪の十勝」
...彼女の結核菌が少しづつ僕の肺を犯して行く空想を...
堀辰雄 「不器用な天使」
...どのような意味の闇黒がフィルムの前途に待ち構えているで御座いましょうか……【暗転】……闇黒のフィルムが依然として諸君の眼の前に連続して行きます……十尺……十五尺……三十尺……五十尺……諸君の眼の前に凝(こ)り固まって行く闇黒の核心に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...核(たね)をくり抜くように中からロシアの共産党員が引き出された...
横光利一 「上海」
...敵にとっては中核の堅塁かの如き観がありますなれど...
吉川英治 「新書太閤記」
...良兼のいる陣の中核と分ったわけは...
吉川英治 「平の将門」
...汝の核実は、汝の本能は、生の美しさをのみ求めているだろう...
和辻哲郎 「転向」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??