...それは必ずしも作の出来栄えには比例しないのだから...
芥川龍之介 「一番気乗のする時」
......
違星北斗 「北斗帖」
...樋口の十郎兼光の逆櫓(さかろ)の松も栄え...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...永久に地球の人類が栄えるものと思っていられたのであろうが...
海野十三 「火星兵団」
...彼の統治のもとにローマは非常に栄えた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...木の花の栄ゆるが如くに栄えませと...
高木敏雄 「比較神話学」
...優れた教授ならば講義の仕栄えも一段とあるわけだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...苦痛があればその苦痛を神のみ栄えのためにささげる...
永井隆 「この子を残して」
...幹(みき)なり枝なり葉なり花なり自然の結果として栄える...
新渡戸稲造 「自警録」
...作品の出来栄えは到底前者に及ばない...
正岡容 「浅草燈籠」
...出来る事ならば家門の正しくかつ現在栄えている家の娘を...
水上滝太郎 「九月一日」
...昔は色々の手仕事が栄えたことと思いますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...仕事は日々栄えました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...和歌山は名君徳川頼宣(とくがわよりのぶ)が出て栄えた都でありますから...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...しかし日本で育った織物として絣類ばかりは是非とも健(すこや)かに栄えさせたいものであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そこに生れ育ち栄えた民藝はその種類において...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...日本に伝説の栄え成長した路筋を考えて見ようとしたものですが...
柳田國男 「日本の伝説」
...ほぼ互角の豪族として並び栄えてきたのである...
吉川英治 「私本太平記」
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